マイホームを建てる時に注意したいこと!費用やコスト調整を解説!
注文住宅を建てる際に最も気を付けるべきことは、「予算内で最も住みやすい家を作る、ないし部屋を広く見せる」ことです。
では、予算内で拾い部屋を手に入れるためには、どんな工夫、コツがあるのでしょうか。
まずは見出しごとに順々とご紹介していきます!
注文住宅
→オーダーメイドのため、自分の好きな通りに建てることができるが、その分高い。
建売住宅
→すでに建てられている家を購入する形態で手間がかからないため比較的安いが、家にこだわりを持ちたい人には不向き。
注文住宅は建売住宅と異なるために費用は高くなります。
それは、オーダーによる注文だから設計などを1から作る必要があるからです。
建売住宅はもともと、規格が決められている商品なのでハウスメーカーにとっては設計にかかる時間が早く、材料にかかる経費などの積算も簡単であるため安くなります。
また、すでに建てた後に消費者が購入するという形態になっているために、納期を急ぐ必要もなく業者のペースで建てられることも要因としてあります。
特に家へのこだわりがない場合は建売住宅が手軽です。
注文住宅はオーダーなので、設計段階から業者と話し合って決めていくためにその分手間がかかります。
ただし、マイホームは一生に1度のことなので、自分たちが建てたい具体的なイメージがあれば注文住宅にするべきです。
建売住宅は仕様変更が難しい場合もあります。
ただし、予算に加えて作業日数も建売住宅よりもかかりやすくなっています。
建てる際にいつまでに完成する必要があるのかを業者に伝えて確認することで納期の遅れを防げます。
注文住宅で最も時間をかける必要があるのが、設計になります。
それは、自分たちがイメージしている間取りや構造で問題がないかを様々な角度から検証する必要があるためです。
例えば、その間取りで地震の際の耐震性能を満たしているのかということを設計士と話し合います。
それらのことを踏まえて、綿密な打ち合わせが必要となるために物件の1割程度の料金がかかります。
物件が3000万円であれば300万円程度はかかると見込むべきです。
自分たちのイメージどおりいかない場合は、間取りなどは変更しなければなりません。
設計が済んだら次に、システムキッチンやトイレ、バスの設備はどのメーカーの商品にするかを決める必要があります。
基本的にはいくら注文住宅といえども、キッチン等の専用設備は各メーカーの既製品を入れます。
キッチンについても製品によりますが、安くても60万円程度から費用がかかってきます。
また、トイレについては安くても15万円程度からです。
バス設備については、安くても60万円程度からかかるので、この3つで総額135万円以上はかかってしまいます。
キッチン等が決まれば、各部屋のドアを決めなければなりません。
値段はピンからキリまでですが、安くとも1万円程度はかかります。
住宅内の電気設備についても決める必要があります。
設計の時点で、ライトを付ける場所は決めているので、どの製品を使用するかを決める必要があります。
室内の雰囲気によって、どのような柄にしてどれくらいの光量にするかなどを決め、各部屋の電気設備を選ばなければなりません。
この電気設備の料金は、部屋の数やライトの数で大きく異なりますが、1個当たり安いもので3000円からです。
カーテンについても決める必要性が出てきます。
費用は生地とカーテンレールを含めて安いものは1万円程度からあります。
次に床や壁、屋根などの素材にどのようなものを使うかを決めなければなりません。
木材は何を使用するのかということや、クロスはどのような柄にするのかということなどです。
木材では檜が高級感があり、最も高くなります。
また、無垢材や集成材など値段が違うので、場所ごとに使い分けが必要です。
一般的に材料代については、建築費の1割から2割程度になります。
よって、3000万円の場合が300万円から600万円ぐらいが相場です。
この材料費は全てを檜にすると高額になるので、見える部分のみ檜にするなど工夫することでコストを抑えられます。
建物が建てば、最後に外構工事をする必要があります。
外構工事とは、自宅外の外観を良くするためや防犯上のために工事をします。
この工事は、その住宅の環境によって隣近所との境目がない場合にフェンスを張ったり、砂地では雨が降った際に砂が流されるのでコンクリートを張ったりするなど、その土地によってかかる経費は大きく差が出ます。
必要最小限度であっても50万円程度はかかると見込むべきです。
フェンスや芝生、サンルーム、車庫などをつけると数百万円かかる場合もあるほどです。
最後に、住宅を建てる上での大工さんなどの給料やその技術に対してお金を支払います。
それは、建築日数にも左右されますが、総額300万円から700万円程度になります。
家を建てる際には大工さんの他に、エアコンの取り付け工事、クロス張りの作業など、様々な専門業者が必要になってきます。
最後に、全体の建築代からこれらの諸経費を引いた金額がハウスメーカーの売り上げです。
これらの費用を抑えたいのであれば、完成までなるべく早く済ました方が費用を抑えることができます。
基本的に大手のハウスメーカーは組み立て工法なので、工場でパーツを作りそれを現場で組み立てるので、早ければ注文住宅でも3か月程度で完成します。
✔注文住宅には多くのコストが必要になる→自分の家にこだわりを持ちたい方におすすめ!
✔手間のかかる注文住宅だがかけた手間やお金の分自分が最も住みやすい夢のマイホームが手に入る!
✔家にあまりこだわりのない方は手間やお金、住み始めるまでの時間を考えると建売受託がおすすめ!
✔
注文住宅について考えていくとき、無視できない問題の1つがお金に関することです。
当たり前のことですが、お金を支払わずに注文住宅を建てることはできません。
ここでポイントになるのが、家のために支払える金額には限りがあるという点です。
そのため自分の収入や貯蓄額から考えて、注文住宅の予算を決める必要があります。
支払える額を決めたうえで、具体的に計画を進めていくようにしましょう。
注文住宅の予算について考えていくときのポイントになるのが、どのような項目を検討すればいいのかという点です。
チェックするべき項目を把握することで、どのように予算を決めればいいのか整理しやすくなります。
☆予算の内訳☆
頭金
→注文住宅のオーダーをする際に必要になる頭金です。自己資金からの支払いになります。
住宅ローン
→住宅ローンを組む際に審査結果によって銀行から借りられる額が異なるため、最初にどれだけ借りられるか、を把握しておく必要があります。
予算の内訳としては、頭金として用意する額と住宅ローンで借りる額にわけられます。
頭金は貯金などの自己資金から支払う額です。
住宅ローンは銀行などから融資を受けることで借りるお金です。
実際に住宅ローンを利用する場合、審査を受けた結果によって借りられる金額が決まります。
そのような点を踏まえたうえで、住宅ローンの予算を検討するようにしましょう。
注文住宅のお金を考えるとき、どのように金額を決めればいいのでしょうか。
例えば1000万円というふうに予算を決める方もいます。
ですが1000万円と決めたとしても、その金額ぴったりで収まるとは限りません。
あと200万円多く支払うだけで、条件の良い土地が購入できるというようなケースも見られます。
そこで希望の金額を決めるだけではなく、上限を設定しておくのも1つの手です。
この金額以上は絶対に支払わないという上限を決めて、注文住宅の計画を進めましょう。
ただし上限金額だけを決めてしまうと、その金額よりも高い注文住宅に興味が行って予定よりお金がかかる可能性も高いので注意が必要です。
実際に予算を決めるときのポイントには、どのような点があげられるのでしょうか。
注文住宅を建てるのだから、家つくりのことだけを考えて決めればいいというイメージを持っている方もいます。
ですが注文住宅が完成したら、実際に生活することを忘れてはいけません。
今後の生活のことまで考えたうえで、お金の問題について考えるようにしましょう。
頭金を考えるのであれば、今ある貯金の全額を投入しても構わないと考えている方も多くいます。
ですが注文住宅が完成したら、生活を始めるために家具や家電を購入する費用が必要です。
そのため頭金を設定するときには、生活に必要な家具や家電を購入するための費用を別に考えるようにしましょう。
照明器具やカーテンなどをそろえるだけでも50万近くかかることもあるので、余裕をもって新生活のための資金を用意することも大切です。
頭金や新生活を始めるための家具などを購入する資金以外だけで、貯蓄を使い切ると困ったことになるかもしれません。
貯蓄が0になってしまうと、急な病気やけがでお金が必要になったときに支払える費用がなくなります。
また子供がいる場合には、今後のために教育費を貯金することも大切です。
このように注文住宅のためだけにお金を使い切ってしまうと、急な出費に対応できなくなる可能性があります。
そのような点を踏まえて、貯蓄を残して頭金を設定することが大切です。
注文住宅を購入する際に、多くの方が利用するのが住宅ローンです。
ここでポイントになるのが、住宅ローンで借入できる額は人の状況によって異なるという点です。
そのため住宅ローンの予算について考えていく場合には、自分がいくら借りられるのか最初に検討するようにしましょう。
実際に借りられる金額の目安としては、年収の25%ほどです。
ですが借りる額が多くなると、返済の負担が大きくなるので注意が必要です。
借りられる金額から考えていくのではなく、無理なく返済できる額から予算について検討していくことも大切です。
25年で返済するのかそれとも35年かけるのかなど、返済期間も合わせて考えるようにしましょう。
銀行で住宅ローンを組もうと思っても、その日のうちにお金が借りられるわけではありません。
最初に融資の相談を行って申請をします。
申請が終わったら銀行によって審査が行われるので、通過したらお金を借りることが可能です。
利用する銀行や条件次第では、審査の結果が出るまでに時間がかかるケースも見られます。
そのため注文住宅について考え始めたら、早めに融資の準備を進めることも忘れてはいけません。
住宅ローンの準備が遅れた場合には、つなぎ融資の利用を検討するのも1つの手です。
早めに対応することで、お金の問題でつまずかずに注文住宅の計画を進めていくことにつながります。
✔予算を決める際には、
1,借入できる額はどれくらいか
2,その後の生活のための貯蓄はいくら必要か
この2点だけは細心の注意を払って決めましょう。
注文住宅を購入するために無視できない問題の1つが、お金に関することです。
ここでポイントになるのが、お金を調達するための方法には複数の選択肢があるという点です。
それぞれの状況で、実行できるお金の調達方法には違いが見られます。
また予算によっても必要な金額が変わってくるので注意が必要です。
注文住宅を購入したいものの、貯蓄が少ないので迷っているという方もいるでしょう。
そのような方は、親に援助してもらうのも1つの手です。
援助といっても、お金をもらうのではなく借りるという形にすることも可能です。
貸してもらう形を取ることで、援助を申し込みやすくなります。
親などの身内からお金を借りることのメリットの1つが、利子なしでお金を借りることができるという点です。
ただし親しい相手だと返済がおろそかになってしまうこともあるので、きちんと借りたお金を返すための計画を立てたうえで援助をしてもらうことも忘れてはいけません。
親にお金を貸してほしくても、借りることができないという方も多くいるでしょう。
そのような場合には、住宅ローンを利用するのも1つの手です。
銀行などの金融機関に融資を申し込むことで、住宅ローンという形で資金の調達が可能です。
また住宅ローンは、個人の年収などの状況に応じて借りることができる金額が異なります。
そのため注文住宅のために住宅ローンを利用しようと考えているのであれば、どのくらいの額が借りられるのかという点を踏まえたうえで計画を立てることも忘れないようにしましょう。
注文住宅を購入するために住宅ローンを利用しようと考えているものの、思っていたよりも借りられる金額が少なかったという方もいるかもしれません。
例えば夫婦で注文住宅を購入するのであれば、どちらか一方がお金を借りるのではなく2人ともローンを利用するのも1つの手です。
夫婦両方が住宅ローンを組むことによって、借りられる金額が多くなります。
お金を借りて調達できる金額が増えれば、購入できる注文住宅の幅も広がります。
自由度が高い注文住宅を選んでも、予算の都合で理想を実現できない方も多くいます。
多くの資金を用意することは、夢のマイホームの選択肢を広げることでもあるのです。
結婚して5年くらいしたら注文住宅を購入しようと考えている方もいるでしょう。
そのような方は、買う時期が近づいてから資金繰りを考えるのではなく今から貯蓄をするのも1つの手です。
例えば5年間で毎月3万円ずつ貯蓄するだけでも、180万円の費用が貯められます。
月に5万円ずつ貯めるとしたら、頭金として300万円を確保することが可能です。
将来的に注文住宅を購入する予定があるならば、早めに貯蓄をすることで将来的な費用の負担を減らすことにもつながります。
注文住宅の予算を調達するために、住宅ローンを利用しようと考えている方も多くいるでしょう。
そのようなときにポイントになるのが、借りることだけではなく返済することまで考えて借りるという点です。
家を買うためには、多くお金が借りられることが1番大切と考えている方も多くいます。
ですが借りる金額が多くなれば、返済の負担も大きくなります。
住宅ローンのほかにも自動車ローンなど教育ローンなどの支払いを抱えている方もいるでしょう。
家庭の状況に合わせて、どのくらいの返済額なら無理なく返済ができるのか考えてくことが大切です。
注文住宅の予算を調達するとき、同じ銀行ならば住宅ローンの条件に大きな違いはないと考えている方も多くいます。
ですが実際にはそのようなことはなく、利用する銀行に応じて金利などの条件で違いが出てきます。
金利が異なれば返済時の負担にも影響します。
少しでも返済の負担を少なくするために、低金利のローンを選ぶことを忘れないようにしましょう。
また固定金利か変動金利のどちらがいいか考えることも忘れてはいけません。
固定金利か変動金利のどちらかを選ぶのではなく、2つを組み合わせたローンを選択することも可能です。
住宅ローンの返済が始まってから、負担を減らすための選択肢も存在しています。
その選択肢というのが、繰り上げ返済を利用することです。
繰り上げ返済を利用することによって、返済期間を短くして利息を減らせるというメリットがあげられます。
実際に繰り上げ返済を利用する場合には、いくつか注意点が存在しています。
その注意点の1つが、利用するためには手数料が必要になるケースもあるという点です。
また繰り上げで返済をして、今の貯蓄が減ってしまうとその後の生活が苦しくなるかもしれません。
貯蓄を残したうえで、繰り上げ返済を検討することも忘れないようにしましょう。
✔資金調達のためのいずれの方法でも、返済の見込みを建てることが重要
✔安易な判断は命取り!資金繰りには細心の注意を!
注文住宅の建物は複雑な形状にするほど壁が増えてしまうため、その分の建材の費用や人件費がかかります。
逆にシンプルにするほど建材が少なくて済んだり、職人の労力が減るので人件費を削減することができコストダウンにつながります。
部屋を細かく区切ると、壁が増えてしまうため壁を設置するための柱や壁の材料、壁紙などのコストがかかります。
また、出入りするためのドアを付けたりすることにもなるので思っている以上に費用が掛かる物です。
費用を抑えたいなら空間の広さを感じることができるような開放的な間取りにすることをおすすめします。
広いリビングと一続きのダイニングキッチンに、子供が過ごすフリースペースを間仕切りなしで作るなどの工夫をすることで予算オーバーにならずに必要なスペースを確保することができます。
壁を減らして開放的な間取りにすることで注文住宅のコストダウンを図ることができますが、作り付けの造作や壁と天井のつなぎ目の装飾柱、窓まわりの装飾や出窓なども材料費と職人の手間がかかる部分なので省くことでコストダウンにつながります。
手間を掛けるほど豪華な印象になる傾向はありますが、長く暮らすための家づくりをするならシンプルでナチュラルな家作りをすることがおすすめです。
造作や装飾が少ない部屋は広く見えるので予算内でおさめるためのコストダウンと開放的な雰囲気の両方を手に入れることができます。
注文住宅では、好みの設備を導入したり、グレードの高い仕様や設備を選んだりすることで自分好みの家を作ることができることが醍醐味ですが、予算には限りがあるのでこだわる部分とこだわらない部分のめりはりをつけることが大切です。
面積が大きな壁や床は、グレード選びで注文住宅の費用が大きく変わってくるポイントになる部分です。
高い物を選んでしまうと大きく金額が上がってしまうことになるので気を付けましょう。
好みの壁や床を導入したい場合には、どの部屋を優先にするか順序を付けてみることがおすすめの方法です。
見栄えを重視したい玄関周りやリビングなどはグレードを上げ、人目につかない寝室やキッチン、脱衣所などはその分グレードを抑えるなどめりはりをつけることでコストを抑えることができます。
注文住宅のキッチンやトイレ、バスルームなどは、多機能で最新式の物が欲しくなりがちですが、本当に必要な機能かどうかを考えてから選ぶことがポイントです。
使わないけれども付いている方が便利そうだからという理由で機能がたくさんついた設備を選ぶ人は多く、費用が掛かる原因になっています。
使うかどうかわからない機能にお金を掛けるよりも、使う機能に限定して費用を抑え、その分をこだわりの部分にかける方が満足度が高い家づくりをすることができます。
機能が多くて使いきれない物を選んでしまうよりも、機能が少ない物を選んだ方がシンプルで使いやすいということはよくあります。
注文住宅を建てる場合にコストと予算を合わせることはとても重要です。
壁を減らしたり、設備選びを厳選したりすることだけで費用を抑えることには限界がありますが、他にもコストを下げる工夫をすることで憧れの注文住宅を無理なく購入することができる可能性が広がります。
キッチンやバス、トイレに洗面所と水回りの場所をできるだけ集中させることで、給排水管の長さを短くすることができます。
給排水管の長さを短くすることによる費用削減効果は大きく、材料費と工事費を抑えることになります。
同じ階にある水回りをできるだけ集中させることもおすすめですが、1階と2階のトイレを同じ場所で高さだけが違うように設計することでも、遠い場所に設置するよりも費用を抑えることができます。
住宅を建てる場合に必ず必要になる土地を選ぶ時には、通勤や通学、買い物などの利便性や住環境、好みなどを反映させて選ぶことになります。
車を使うことが多いなら思い切って駅から遠い郊外の土地を選ぶことで大きく土地の取得費用を抑えることができます。
また、変形土地や奥まった土地、傾斜地など選ぶ人が少ない可能性がある土地は、相場と比べて安く手に入れることができる傾向があります。
暮らしてみると気にならないという人も多く、費用を大きくおさえることができる可能性があるので、同じ予算ならより広い土地を手に入れることができ、同じ大きさの土地なら安く購入できるので、浮いた分のお金を家づくりにかけることができます。
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