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更新日 2019.7.11

不動産一括査定の5つのメリット・デメリットを徹底比較!

全国規模の巨大なサイトからエリアを特化した専門的なサイトまで多くのサイトが展開しています。

参加不動産業者も国内大手から地元業者まで様々です。

これら不動産一括査定サイトのメリットはどんなところにあるでしょうか。

また、デメリットはないのでしょうか。

ここでは一括査定サイトのメリットとデメリットを解説し、エリア別におすすめのサイトを紹介します。

不動産一括査定のメリット

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ここ数年で不動産一括査定サイトが急激に増えました

売買の依頼者にとっても、不動産業者にとってもメリットがあるのでこれだけの不動産一括査定サイトが増加したと考えられます。

ではこれら不動産一括査定サイトのメリットはどこにあるのでしょうか。

不動産一括査定を利用するメリットは主に以下の5つです。

  • 一度の依頼で複数の依頼
  • 査定は無料
  • 業者同士の比較が可能
  • 競争原理が働いて一生懸命やってくれる可能性
  • 数分の作業で売却価格に違いが生じることも

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不動産一括査定のメリットのひとつはその名の通り、複数の依頼先に一括して査定の依頼ができることです。

通常の査定サイトは依頼先ごとに情報を入力しなければいけません。

物件の所在地をはじめ、自分の連絡先や個人情報を何度も入力するのは面倒な作業です。

また、同じことを毎度入力するのも時間の無駄に感じられます。

不動産一括査定サイトであれば、一度入力してしまえばその情報が参加企業で共有されます。

その結果、利用者の入力作業は大きく軽減されるのです。

サイトによっては6社、10社と同時に依頼することもできます。

10社同時に不動産一括査定サイトを利用して依頼することができれば、単純計算で労力は10分の1です。

これは依頼者側からすると大きなメリットになります。

不動産一括査定サイトの査定はほとんどが無料です。

参加企業である不動産会社は不動産一括査定サイトに顧客獲得のために参加しています。

彼らの目的は物件を売買して仲介手数料を受け取ることです。

この査定で儲けようとは思っていません。

査定には時間も手間もかかりますが、営業行為の一環なので無料で対応してくれるのです。

これは一括査定サイトに限らず、会社の窓口で依頼しても、個別の会社のサイトから申し込んでも同様に無料になります。

ただし、好意やボランティアで査定してくれるわけではないので注意が必要です。

査定すれば不動産業者の頭の中にはその後の媒介契約や販売活動が紐づいています。

無料だからといって必要以上に多くの不動産業者に査定を依頼すると、その対応だけで時間を取られてしまうのです。

同時に同じ条件で各社に依頼するので会社間の比較がしやすくなります。

高い査定額を出す会社もいれば安い査定額に収まる会社もありいろいろです。

同じ物件なので同じような価格が出てくるのでは、と思う人もいますが、査定を依頼すると不動産業者の数だけ査定額がでてきます。

これは不動産会社のスタンスや物件周辺での実績、抱えている顧客などによって変わってくるのです。

手堅い査定額を出して成約率を高める会社もあります。

一方で高い査定額で様子を見て徐々に販売額を下げる手法の会社もあるものです。

周辺で売買実績があればそれに近い価格を提示してきます。

顧客を抱えていればその顧客の要望に近い査定額を出すでしょう。

このように査定額に対する考え方が異なるのが不動産業界の現状です。

会社同士の比較ができるのが不動産一括査定サイトの魅力のひとつになります。

登録している不動産業者はどこの一括査定サイトを経由しての査定依頼かわかるようになっています。

不動産業者やその担当者からしてみれば、仕事につながるかもしれない査定依頼。

できれば他社に奪われたくないものです。

担当者は頑張って売却できるギリギリの価格を査定してくれることでしょう。

これが直接の依頼ではライバルがいない分、レスポンスが遅くなったり、査定額が安くなったりする可能性もあります。

査定額は安い方が販売はしやすくなります。

安ければ検討してくれる買主が増えるからです。

ですが、あまりに安い査定額では依頼者が納得して依頼はしてくれません。

査定額のさじ加減も担当者の腕のみせどころともいえます。

一括査定サイトでは不動産業者側も多くの会社に査定が依頼されていることがわかります、このため、競争意識が芽生え、販売可能なギリギリ高めの査定額を出してくれる可能性があるのです。

不動産一括査定サイトの中には、登録作業の時間が短いことをセールスポイントにしているサイトもあります。

60秒で登録完了とか、1分で登録できます、といった言葉が並んでいるものです。

実際に1分で登録できるかはともかく、短時間で登録できることは間違いありません。

その数分の作業で売却価格に違いが生じることもあるのです。

多くの不動産業者に査定を依頼すると、その業者の数だけ査定額が出てきます。

物件によってばらつきがあるものもあれば、どの業者もほぼ同じ査定額の場合も。

いずれの場合でも多くの業者に依頼すればその分高い査定額を出してくる業者が現れる可能性が高まるのです。

逆に一社だけ高い査定額を出し、他の業者は横並びという場合もあります。

こうした場合は高い業者は無理に高い査定額を出していることがわかるのです。

わずか数分の作業で売買を依頼すべき業者も、価格の目線もわかってしまいます。

不動産一括査定サイトにはこうした使い方もあるのです。

POINT

✔︎査定は基本的に無料で複数の不動産業者に同時に査定依頼ができる

✔︎業者の査定結果が比較でき業者の競争意識でよりよいサービスが受けられる

✔︎数分の登録作業で査定価格や売却価格に違いが生じることもある

不動産一括査定のデメリット

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不動産一括査定サイトに限らず不動産の査定を依頼すると、ときには迷惑ともいえることも発生します。

典型的な例が営業の連絡があることです。

不動産業者としては売買の見込み客なので営業活動をするのは仕方のないこととも言えます。

ですが、これを迷惑に感じる人がいることも事実です。

不動産一括査定サイトもデメリットがあり、依頼者の予想とは異なる結果になることもあります。

不動作一括査定のデメリットは以下の5つが挙げられます。

  • 営業の連絡があることも
  • 査定先は登録業者のみ
  • 登録業者すべてが査定してくれるとは限らない
  • どの業者が正しいかわからない
  • 高い査定額で不当に誘導することも

不動産業者にとって不動産一括査定サイトは営業ツールの一つです。

不動産業者から見ると、査定依頼をしてくる人は見込み客になります。

このため不動産業者から査定額が提示されるとその後に不動産業者から電話やメールで連絡があるのです。

不動産業者は見込み客を手放したくないため積極的に連絡してきます。

一方でこうした営業連絡を煩わしいと感じる人もいるものです。

しかも不動産一括査定サイトは複数の不動産業者に査定依頼することが一般的です。

同時に6社査定が可能なサイトや、10社以上に依頼することができるサイトもあります。

依頼した数だけ連絡があるので依頼者はその対応に追われることになるのです。

不動産一括査定サイトは便利な反面、査定依頼後は手間がかかることもあります。

これが一見すると便利なサイトのデメリットです。

営業の連絡も常識的な範囲ならば問題ないですが、中にはしつこい業者もあります。

こうした迷惑な業者は査定サイトに迷惑している旨を連絡することも必要です。

地元を良く知る不動産業者に依頼したい、大手不動産業者に査定してもらいたい。

様々な要望があります。

ですが、査定をしてくれるのはその一括査定サイトに登録された業者のみです。

一括査定サイトの多くは査定を依頼する業者を指定することができます。

もし、意中の不動産業者がいるのなら、その不動産業者を指名するようにしましょう。

万一、依頼したい不動産業者が不動産一括査定サイトに登録されていない場合は、個別に依頼することになります。

一括査定サイトとはいえ、万能ではないのです。

査定してほしい業者も指定し査定依頼をしても、その不動産業者が必ず査定してくれるとは限りません。

販売総額が低くて効率が悪い、営業エリアから外れている、担当者が多忙など。

理由はいろいろありますが、査定を出してくれないケースも散見されます。

無料とはいえ会社名を掲げてサービスを提供している以上、依頼には応えるべきですが、そこまで徹底されていないサイトもあります。

査定をしてくれないことへの対策としては、依頼前に営業エリアを調べることくらいです。

確かに首都圏を中心に活動している業者に対して大阪の物件の査定依頼をしても満足する回答は得られません。

査定を依頼すると依頼した不動産業者の数だけ査定額が出てきます。

ほぼ同じくらいの価格水準に収まる物件がある一方で各社バラバラの金額になる場合もあるものです。

一般的に取引実績の多いエリアや売買実績が入手しやすいマンションは価格水準が一定になります。

これに対して郊外や地方で取引実績の少ないエリア、農地や山林などの宅地以外の土地は査定額に差が出ます。

各社の査定額が誤差の範囲程度で収まるならば問題ありません。

その中から販売を依頼する不動産業者を選べば済みます。

問題は各社の査定額に差がついた場合です。

どの不動産業者が正しい価格を提示しているのかわからなくなってしまいます。

多くの査定を入手すれば価格水準も把握することは可能です。

その代わり、手間がかかります。

価格水準を知りたいのに逆に相場がわからなくなってしまいます。

なるべく高い価格で売却したい。

それは依頼者ならばだれでも考えることです。

査定額の高い業者に依頼したくなります。

しかし業者側もそうした依頼者の心理はお見通しです。

不動産業者の中にはとても売れないような高い査定額を提示してくる業者もあります。

これは高い査定額で目を引き、自社に売買を依頼させようとしているのです。

当初はその高い査定額で販売を開始しますが、当然売れません。

そこで販売価格の値引きを提案してきます。

何度かこうしたやり取りが行われ、売買できたころには他の業者の査定額と変わらなかった、という事態になってしまいます。

高めの売買価格から売り始めて徐々に下げていく手法はどの不動産業者も行うことです。

ただ、あまりに何度も価格改定を行うのは好ましくありません。

購入希望者からすれば、もう少し待っていればまた価格が下がるのではないか、と考えて購入を手控えることもあります。

複数の査定をとって、あまりにかけ離れた査定額を出した不動産業者には気を付けましょう。

POINT

✔︎営業の連絡があることがあるため多数の査定依頼は対応が大変

✔︎すべての参加不動産業者が査定をしてくれるわけではない

✔︎査定価格にばらつきがあり中には不当に高い査定価格を出す業者もある

どの一括査定サイトを使えばよいか?

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ネットで検索すれば20以上もヒットする不動産一括査定サイト。

ではどの不動産一括査定サイトを利用すればよいでしょうか。

ここでは全国どこでも対応可能なサイトから大都市圏と東京近郊で利用可能なおすすめのサイトを紹介します。

全国対応可能な不動産一括査定サイトは大手不動産会社やフランチャイズチェーンが参加していることが多くあります。

全国どこでも査定してくれるのは大きな魅力ですが、郊外や地方はどうしても手薄になりますので注意が必要です。

HOME4U

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HOME4UはNTTデータグループが運営するサイトです。

今や700万人もの利用者がいる巨大なサイトになっています。

みずほ不動産販売、センチュリー21といった大手不動産業者から地元に精通している業者まで500社以上が参加中です。

このため、全国どこでも査定が可能となっています。

↓↓NTTデータによって18年間運営されたHOME4U↓↓

ホームズくんがイメージキャラクターでテレビコマーシャルでもおなじみのLIFULL HOME’S。

不動産のポータルサイトも運営しており、その物件掲載数は1000万件もあるとのことです。

その情報量は不動産関係のサイトでも最大級になります。

その情報量をもって全国展開もしているため、国内どこでも査定することが可能です。

↓↓ホームズくんのCMで有名なLIFULL HOME'S↓↓

イエウールは参加不動産業者が多いサイトの一つです。

その業者数は1600社を超えています。

スターツ、みずほ不動産販売といった全国規模の会社から地元の不動産業者まで多彩です。

これだけの業者が参加していれば、郊外や地方でも査定してもらうことができます。

他のサイトでは査定できないようなエリアでも査定してもらえるのがイエウールなのです。

↓↓1,000万人以上が利用するイエウール↓↓

東京、大阪、名古屋といった大都市圏は不動産業者の拠点も多くあります。

このことから大都市圏を査定エリアとしたサイトがいくつも展開中です。

エリアを限定しているためそのエリアは詳しい情報を持っています。

すまいVALUEは野村不動産アーバンネット、三井不動産リアルティといった大手6社が運営するサイトです。

参加企業は不動産の超大手企業ばかりで特に大都市圏での販売網は他の不動産一括査定サイトではまねのできない規模になります。

↓↓大手6社が運営、安心のすまいValue↓↓

ヤフー不動産とソニー不動産が共同運営するサイトです。

ヤフーの関連会社が参画していることからITとの親和性は高いものがあります

ポータルサイトのヤフーにも掲載されることからその情報力は折り紙付きです。

↓↓仲介手数料無料を可能にするおうちダイレクト↓↓

首都圏や東京23区にも強い査定サイトです。

大手不動産業者も参加しているサイトが強みを発揮します。

HOME4U

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HOME4Uは大手不動産業者から地元の業者まで様々な規模、エリアの業者が参加しています。

大手不動産業者の情報網を利用することもでき、地元に精通した業者のデータも活用できます。

その情報は首都圏では特に多くなっているのです。

↓↓NTTデータによって18年間運営されたHOME4U↓↓

参加している6社はそれぞれ首都圏に多くの拠点を有しています。

その濃密な拠点網と大手不動産業者の情報網を使えば、より精度の高い査定が可能です。

地方から東京圏まで幅広くカバーできるのがすまいVALUEの強みになります。

↓↓大手6社が運営、安心のすまいValue↓↓

まとめ

不動産一括査定は利用者から見ればとても便利なサイトです。

一方で不動産業者側も集客にメリットがあるため、多くのサイトが林立しています。

大きな査定サイトには口コミの掲示板も設けられ、よい評判とそうでない評判がそれぞれ投稿されているのが現状です。

利用者としては、まずはこうした口コミや評判を参考にして利用する不動産一括査定サイトを選びましょう。

全国規模のサイトをひとつ、もし物件がエリアを特化したサイトの査定可能エリアであればそこをひとつと、最初は2サイト程度で始めます。

多すぎる査定は混乱を招き、対応が大変になるので査定依頼もはじめは少数にすべきです。

せっかくの便利なサイト、有効に使いましょう。