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更新日 2019.10.15

中古住宅のリフォームのメリットとデメリットとは?徹底解説

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-Smile編集部-
この記事は、Smile編集部が作成した記事です。
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「住宅をリフォームしたい」と思われる方も多くおられると思います。

住宅をリフォームする際、費用も気になりますが「満足のいくリフォームをすることができるのか」という点も気になるはずです。

リフォームをする際は中古住宅の場合もあり、「中古住宅でしっかりリフォームできるのか?」と疑問もあるはずです。

中古住宅のリフォームにはメリットもありますが、デメリットもあるので、その点についていくつか紹介していきたいと思います。

中古住宅のリフォームの相場とは?

相場の画像

中古住宅のリフォームをする際、気になるのはまず相場です。 中古住宅の相場を見たときに、自分の考えや目標と相違があるならリフォームするのが難しいはずです。

中古住宅の相場は築年数とリフォームの範囲で相場が変わってきます。

例えば、築年数20年未満で水回りのリフォームをしようと思えば、相場は200万円程度になります。

築年数20年以上30年未満で大がかりな水回りのリフォームをしようと思えば、相場は300万円ほどかかります。

築年数30年以上で内装や間取りの変更を含めた大きなリフォームを行うなら相場は500万円ほどになります。

中古住宅は築年数に応じてリフォームの相場が大きくなってくると考えていた方がいいです。

そのため、「相場の費用を安くしたい」と思うなら築年数の低い中古住宅を探すのがいいです。

しかし、1つの判断としてシロアリ被害は確認しておくべきです。シロアリなどの害虫被害に遭えば、家全体を建て替える必要性が生じます。

リフォームに加えて解体費用も支払う必要があるので、2000万円ほどの費用を支払う必要が生じてきます。

そうなれば費用の支払いはかなり高額になってしまうので、害虫の被害などの修理の内容を事前に知っておくことも大事になります。

中古住宅のメリットとデメリットとは

中古住宅の画像

中古住宅をリフォームするときに費用はかかりますが、中古住宅ならではのメリットもあります。 もちろんデメリットもありますが、それぞれどんな点があるのか紹介していきます。

どのようなメリットがあるのか3つを紹介していきます。

新築は購入しようと思えば、2000万円や3000万円などの高額な費用が生じますが、中古住宅は自分の気になるところのみリフォームするので、費用はかなり抑えることができます。

リフォームをする部分がn 全体でない限り は費用を安くできるので、新築で購入できない人は中古住宅のリフォームで安く快適に家で過ごすことができます。

リフォームであれば自分の理想の家にすることができます。

家選びなども重要になりますが、 自分が気になるキッチンや水回りなども自分の好きなようにリフォームできる ので、中古住宅の方が自分の理想に近づけることができます。

中古住宅であればすでに実在しているので、 周囲の状況と家がマッチしているのかイメージが行いやすい です。

「駅からどれほど遠いのか」、「閑静な住宅地や水辺に近い環境なのか」と自分が求める環境の条件を探し出しやすいです。

自分の理想の環境の場所で家に快適に住むことができます。

中古住宅のデメリットも3つほど紹介していきます。

中古住宅はすでに築年数が何十年か経っていることが多く耐久性に不安を感じることがあります。

耐久性が悪いため、 リフォームをしても家が直ぐに問題を起こして修理の必要性が生じること もあります。

中古住宅をリフォームする際は時間がかかるので、自分が住みたい家に直ぐに入ることができません。

建物検査や施工などで何ヶ月もかかる ことがあるので、早く住みたい人にはおすすめできません。

リフォームローンは金利が一般住宅ローンよりも高い傾向となっています。

リフォームのローンの金利と工事費用が重なれば費用が高額になる こともあり、事前に入念な計画が必要になります。

【中古住宅をリフォームor新築購入】どっちがいいの?

新築購入の画像

中古住宅のリフォームのメリットとデメリットを比較してみると、「新築で購入するのが良いのではないか?」と思うかもしれません。

自分の家に対する条件と考えることが必要ですが、 新築購入と中古住宅では条件に違い が見えるので、その点を比較していきます。

新築住宅については法律で施工者に保険を付けることが義務付けられており、倒産しても工事中の検査も行ってくれます。

新築には確認申請した後の検査と検査済証の交付がすでに義務付けられており、 保険の義務化と合わせて保証の点で安心することができます。

中古住宅のリフォームは 行政の審査が義務付けられておらず、 保険を付けることはできても法律の縛りがないので、保証の点では新築の方が安心感があります。

新築住宅の場合は建物に課される固定資産税の減額措置があり、 一戸建ては建築後3年、マンションは5年は固定資産税が半分 になります。

優良住宅として認定されれば減額期間も伸びていき、築年数によって額は減っていくので安くしていくことができます。

中古住宅は固定資産税が3年ごとに見直され 築年数20年〜25年であれば下限に達して当初の約20%の固定資産税 になります。

しかし、床面積の上がる増築工事や建物確認申請がリフォームすれば評価額は上がるので固定資産税は上がってしまいます。

通常のリフォームなら固定資産税は上がらず変更がありません。

新築住宅の場合、40坪ほどの一戸建てであれば大体3〜4ヶ月程度の工期になります。地盤改良や外溝工事は含みません。

中古住宅リフォームは部分的であれば1ヶ月、2ヶ月あれば終了します。

しかし、 大規模にリフォームするなら3ヶ月〜5ヶ月の時間 を要します。

このような点を考えると新築の方が保証や固定資産税などは良い点が多いです。

リフォームであれば家として住むスピードが早く、上手く計画を立てれば固定資産税なども抑えることができます。

中古住宅のリフォームはこちら

リフォームの画像

条件を検討してみて「中古住宅のリフォームにしてみたい」と思うなら、業者を選ぶ必要があります。

いろいろな業者がありますがおすすめのリフォーム業者があるので紹介していきます。

おすすめできるのは住友林業のリフォームです。住友林業のリフォームがおすすめな理由を紹介していきます。

住友林業は 年間4万件ほどのリフォームを手がけており、 経験豊富で多くの人から支持されていることが分かります。

住友林業のかかるリフォームは平均して 大体600万円くらい なようなので、大型のリフォームを依頼していることが多いです。

特徴

住友林業は 木造の家に特化しているリフォーム をしており、木の家のリフォームであれば他の業者よりも多くの種類のリフォームを提案してくれます。

1級建築士の有資格者数は業界でもトップクラス であり、設計料やインテリアの提案力もハイレベルとなっています。

和風外観からインテリアのある木造建築まで幅広く行なってくれるので、木の家が好きな人には特におすすめできます。

評判

住友林業は担当の対応もしっかりしており、いろいろな条件に親身に対応してくれます。

リフォーム後の仕上がりも満足のいく結果が多く、 リフォームの質は大きく期待できます。

しかし、ブランド力もある業者となっているので、 リフォームの費用は相場と比べると少し高くされているようです。リフォームの際は費用の計算が大事になります。

新築を購入したい方はこちら

新築の画像

住宅の条件を検討してみて「新築にしたい」と思うなら、数ある業者の中でも特にこちらがおすすめできます。

おすすめできるのは積水ハウスになります。 積水ハウスがおすすめできる特徴や内容について紹介していきます。

積水ハウスは1960年に設立されており、戸建住宅を中心にして賃貸住宅も高いシェアを誇っています。

街づくりの事業や分譲マンションなど幅広い事業に携わっているので、 新築住宅に関しては多くのノウハウを要しています。

特徴

積水ハウスの特徴は住宅着工戸数が業界でNo1となっているところです。多くにお客様に選ばれているという点でどの業者よりも信頼感を得ており、 数も累計で200万棟以上 になります。

建築数が多いのでデザイン性や提案力も期待できます。

また、新築住宅には最高級外壁材のダイコンクリートが使用されており、 耐候性はかなり高い です。

間取りやリビングなども快適さを重視しているので、家に快適に住むことができます。

新築住宅としては件数の多さと工夫を凝らした設計となっているので、おすすめできます。

評判

積水ハウスの評判は 「しっかりと顧客のニーズに応えてくれる」 という評判があります。

選べる幅が広いので、顧客のニーズに対応しやすく、自分の満足のいく新築住宅を探しやすいようです。

新築住宅を探す際に「いろいろと情報が多くて決めにくい」という口コミもあるようなので、 自分がどのような家に住みたいのか しっかり計画 してから行くのがいいですね。

まとめ

まとめの画像

新築住宅と中古住宅のリフォームについて紹介してきましたが、どちらもメリットとデメリットを要しており、決める際は 自分がどのような条件の家を探しているのか明確にする必要 があります。

家を購入することやリフォームすることは大きな費用がかかりますが、新築とリフォームでは、その値段も変わってきます。

保険や保証、税金などの違いもあり、自分の住みやすい家にしたいなら業者選びも大事になります。

そのため、「こうすべきだ」という意見を出すことはできないので、自分の用途に合わせた方法を選ぶ必要があります。

大事なのは 計画性と慎重さ です。焦らずに計画を進めていくのが大切なので、ぜひ良い家を選べるようにしてください。