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更新日 2020.2.28

[最新版]坪単価ごとにハウスメーカーを比較!注文住宅の坪単価とは

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-Smile編集部-
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注文住宅を検討中の時に、「どれくらいの費用でどれだけ自分の思い通りの住宅を作れるか」ということが気になる点ではないでしょうか。

ハウスメーカーによって坪単価は大きく異なりますが、それぞれのハウスメーカーはどれくらいのなのでしょうか。

坪単価ごとに、ハウスメーカーの特徴をみて比較していきます。

坪単価とは?計算方法を解説

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坪単価とは、1坪あたりにどれくらいの費用がかかるのかというのを表しているものです。

坪単価を利用することで、自分の決めた予算からどれくらいの大きさの建物を建てることができるのか算出することができます。

注文住宅の坪単価の計算方法は、

家の本体価格 ÷ 延床面積(建物の床面積の合計)= 坪単価

土地を含めた建物の本体価格を延べ床面積で割った数値が坪単価になります。

よって、建物の本体価格が3000万円であり、延べ床面積50坪の住宅を建てた場合には単純計算で、坪単価は60万円になります。

3,000÷50=60

しかし、一般的に宣伝されている坪単価はこのように単純計算されたものではなく、不動産会社によってその算出方法は微妙に違いがあります。

注文住宅を建てたい場合には、その違いを把握しておき、分からない点は不動産会社に直接聞くことが肝心です。

計算方法を把握していないと、計画していた金額よりも数百万円高くなってしまうということにもなりかねません。

延べ床面積とは、住宅の各階の床面積の合計を指します。

ただし、以下のスペースは延べ床に含まれません。

●玄関ポーチ
●ロフト
●バルコニー
●小屋裏収納

よって注文住宅を建てる際に、単純に坪単価に延べ床面積をかけても実際の注文住宅費用の全てが割り出せるわけではないので注意しなければなりません。

坪単価ごとにハウスメーカーを比較

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坪単価30~50万円は、いわゆるローコスト住宅をアピールするハウスメーカーや工務店が並びます。

ローコスト住宅の中には、坪単価が安く最低限の設備しか揃っていないメーカーもあり、オプションで設備を追加すると予想以上に費用がかかる場合があります。

坪単価30~50万円のハウスメーカー・工務店の一覧とそれぞれの特徴をまとめたのが以下の表となっています。

ハウスメーカー 特徴
タマホーム ・安くて高い品質の家を作ることがコンセプト
・購入後10年間の保証期間を設定
アイフルホーム ・ローコスト住宅を最大の売りにしている
・メーターモジュールで使う材料を減らすことを実現
アエラホーム ・次世代省エネ基準を満たす家を販売している
・高性能断熱材を多く使い室内の気温差が少ない
アキュラホーム ・壁倍率5倍の高倍率耐力壁などにより、耐震等級3レベルに対応
・木造軸組工法で自由設計度が高い
木下工務店 ・完全自由設計を実現している
・DUOフレーム工法を使用し、地震に強い
穴吹工務店 ・設計からアフターサービスまで一貫して取り組んでいる
・最高ランクである耐震等級3相当を誇る耐震性の強さ
ユニバーサルホーム ・ALCと呼ばれる外壁材を使用し、耐火性能に優れている
・1階の全面が床暖房になっている
クレバリーホーム ・全国へフランチャイズ展開を行う木造住宅ハウスメーカー
・外壁スタイルが標準仕様
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51~60万円の注文住宅などは、システムキッチンなどグレードの高い住宅設備が付いている所が多くなりまます。

坪単価51~60万円のハウスメーカー・工務店それぞれの特徴をまとめたのが以下の表となっています。

ハウスメーカー 特徴
一条工務店 ・住宅展示場(モデルハウス)出展棟数No.1
・圧倒的な断熱性能を誇る住宅
ヤマダ・エスバイエルホーム ・壁内換気システムを採用し、長く住める住宅
・ストレストスキンパネルで強度の高い住宅を実現
フジ住宅 ・最高ランクである耐震等級3相当を誇る耐震性の強さ
・1つの事故につき5,000万円まで保証されるサービス
日本ハウスホールディングス ・檜を使った家「やまとシリーズ」が人気
・デザイン賞も受賞で、バランスが取れている住宅
サンヨーホームズ ・ハウス・オブ・ザ・イヤー2017で優秀企業賞を受賞
・全棟「太陽光発電+オール電化」が標準
菊池建設 ・美しい家づくりがスローガン
・檜という木材にこだわった建築
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サポートが充実している大手ハウスメーカーが中心となる価格地帯となっています。

坪単価61~70万円のハウスメーカー・工務店それぞれの特徴をまとめたのが以下の表となっています。

ハウスメーカー 特徴
三井地所ホーム ・全館空調システムで24時間の換気と、部屋ごとの調整が可能
・最高ランクである耐震等級3相当を誇る耐震性の強さ
トヨタホーム ・トヨタホームの鉄骨柱の太さは業界トップクラス
・床から雨漏りまで最長60年の長期保証
東急ホームズ ・北米の高級住宅を日本に輸入して販売している
・海外の住宅の外観や雰囲気に似ている
セルコホーム ・カナダの提携工場から輸入している
・ツーバイシックス工法で強度の高い住宅を実現
ダイワハウス ・震度7クラスの地震に耐えるほどの耐震性
・業界では最高基準の防錆性能、防水性能
住友不動産 ・人気のJ・アーバンシリーズはグッドデザイン賞4度獲得
・同社独自の耐震技術により強い耐震性を誇る
セキスイハイム ・鉄骨系・木材系とラインナップが豊富
・ラーメン構造を使い、高い建築物が建てやすい
積水ハウス ・日本で初めてモデルルームを実行
・住宅着工数は業界No.1
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「高級住宅」を家づくりを実現するメーカーが並んでいます。

中には、建築するのに必要な素材を海外から輸入しているメーカーもあります。

坪単価71万円以上のハウスメーカー・工務店の一覧とそれぞれの特徴をまとめたのが以下の表となっています。

ハウスメーカー 特徴
大成建設ハウジング ・優れた耐震性能で、制震工法を必要としない構造体
・鉄筋コンクリートのパルコンは耐火性が強い
スウェーデンハウス ・顧客満足度5年連続No.1
・長く住み続ける家づくりを約束
ヘーベルハウス ・国内初のハイパワード制震ALC構造採用で耐震性が強い
2016年顧客満足度で2位
住友林業 ・一級建築士の有資格者の数が業界トップクラス
・木の素材にこだわる木材住宅が人気
パナソニックホーム ・60年間長期メンテナンスサポートで安心
・地震に強い構造テクニック「パワテック」を採用
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坪単価で比較する前に注意しておくべきポイント

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算出方法は実はあいまいなものであり、建物の面積をどのように設定するかでも大きな違いになります。

注文住宅の坪単価を決める際には延床面積や施工面積など実に多くの表現が存在し、その中で選んでいきます。

延床面積か施工面積このいずれかが採用されることが多く、その違いはバルコニーが含まれているかどうかの違いです。

坪単価はそうしたことで簡単に動かせることができます。

つまり、施主の考えに従っていくらでも狙っていくことはできることを意味します。

このあたりの部分をしっかりと見ていくことが求められます。

坪単価は不動産会社などが物件を販売する際に、料金の目安として表示するものです。

購入を検討する際に注意する点として、不動産会社によっては算出する際に、延べ床面積ではなく施工床面積を使用する業者もあります。

施工床面積には玄関ポーチやロフト、バルコニー、小屋裏収納なども含むためにこの2つを勘違いすると本体価格が異なってくるので間違いのないように注意しなければなりません。

施工床面積を使用した場合は必然的に安くなるので、希望している地域の相場を比べた際に割安感を与えてしまいますが、これに飛びついてしまうと後で金額の高さに後悔することになりかねません。

注文住宅を販売するハウスメーカーにありがちなのは、広告費や人件費、モデルハウスの費用を上乗せしているケースです。

本体価格とは別の部分で上乗せを図っており、坪単価はそうなるとかなり高くなります。

その分、品質がよかったりするものですが、一方で工場で作られているものをさっさと組み立てていくようなものも目立ちます。

注文住宅を中小企業の工務店に委託するとモデルハウスなどの費用がなくなるため、坪単価が一気に下がるケースも見られます。

こうした違いがどこに任せるかによって大きく異なるのも注文住宅ではよくあることです。

このように、品質はさほど変わらなくても坪単価自体に差が見られるなど、参考にならない部分もあります。

このため、できるだけその部分に囚われないようにしていくことも必要です。

ハウスメーカーの中にはいくつかタイプがあり、その中で比較検討をしていくには有力なファクターになってくれます。

同業他社で比較をしようにも、面積の決め方で結構な違いが生じ、明確なルールが統一されていないため、注意が必要です。

こうしたことを踏まえてみていくと、どこが誠実なところかという部分が見えてくるようになります。

床面積だけでも延床面積なのか施工床面積なのかで大きく異なります。

施工床面積となると吹き抜けの面積やトイレなども含まれるため、広くなってしまいます。

広くなれば当然坪単価は抑えられるため、一見すると安く見えますが実はそこまで安くはないというカラクリがあります。

注文住宅を探すのであれば延床面積で計算をしているところで探すのがおすすめであり、施工床面積で判断するのは危険です。

このように少しでも誠実な表現を行い、勘違いを与えないような仕組みにしているハウスメーカーや工務店を探していくことが必要です。

注文住宅では土地に合わせて計算が行われることから、坪単価の部分を見ざるを得ない部分があります。

しかし、そこで見てしまうと結果的に予算以上のものになってしまうことがあるので、オプションや付帯する工事などを見ながら決めていくことが必要です。

そのためにはしっかりと見積もりをとり、比較検討が求められます。

まとめ

ここまで、坪単価ごとにどんなハウスメーカーがあるのか、どのような特徴があるのか紹介しました。

しかしながら、注文住宅において、坪単価だけでハウスメーカーを比較するのは危険です。

先ほど、前述したように予算を決めるなら、坪単価ではなくて、全体の総額からハウスメーカーを選ぶことをおすすめします。

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