建売住宅会社の選び方は?ランキング形式で特徴、口コミを解説!
新聞広告やネットを見ると毎日のように建売住宅が建築され、毎週末どこかでオープンハウスが開催されています。
数多くの建売住宅会社の中でどこを選べばよいか悩んでしまう人もいるはずです。
ここでは、建売住宅会社をランキング形式でご紹介します。
また、重要なのは建売住宅会社の選び方です。
選び方の基本についても解説します。
建売住宅は分譲住宅ともいわれます。
そもそも建売住宅はどんな住宅でしょうか。
一般的なイメージは、注文住宅とは違って、住宅メーカーがデザイン、施工する住宅です。
建物を完成させてから販売すします。
近年は更地の状態で契約し建物を設計するスタイルもあります。
建売住宅とは住宅メーカーが建物を建築し、敷地と一緒に販売するスタイルです。
建てて売る住宅だから建売住宅と言われます。
戸建住宅では注文住宅よりも建売住宅のほうが販売戸数は多い傾向です。
日本の戸建住宅販売のメジャースタイルといってよいでしょう。
購入者も現物を見ることができ、すぐに入居することができるので人気があります。
建売住宅は建売住宅会社にとっても販売しやすい商品です。
メーカー側のテンポで建築でき、多くは複数棟以上の住宅を同時に建築します。
このため、材料の調達、人員の手配を効率的に行うことが可能です。
材料もその時に入手しやすい部材を使えるのでコストダウンにつながります。
このようにメーカーにとって建売住宅は都合のよい商品なのです。
✔建売住宅は住宅メーカーが建物を建築し、敷地と一緒に販売する。
✔建売住宅は戸建住宅販売のメジャースタイルで販売戸数も多い。
✔コストダウン可能で建売住宅会社にとって都合がよい商品。
多くの会社がひしめく建売住宅業界。
いったいどんな会社を選べばよいでしょうか。
ここではランキング形式で建売住宅会社を5社ご紹介します。
その会社の基本的な情報からネット上の口コミまでをまとめました。
情報を参考に建売住宅会社を選択しましょう。
アイダ設計は埼玉県を拠点に全国に展開している住宅メーカーです。
ローコスト住宅メーカーとしてはランキング上位に来ることで知られています。
アイダ設計は、昭和56年に設立された埼玉県に本社を置く住宅メーカーです。
支店は全国で94か所、23都府県に展開しています。
売上高は約500億円と中堅の住宅メーカーとしてはまずまずの規模です。
建売住宅や分譲住宅を得意としていることがホームページからも見て取れます。
アイダ設計はローコスト住宅として知られています。
「555万円の家」、「888万円の家」といった破格の住宅を販売したこともありました。
ローコスト住宅というと安普請の家、といったネガティブなイメージもありますが、アイダ設計に限っていえばそうした悪い評判は聞こえてきません。
それだけ、設計や施工が優れているからです。
引用:https://www.aidagroup.co.jp/
アイダ設計の口コミは以下のとおりです。
魅力的だったのは、やはり価格ですね。
でも、安かろう悪かろうでは困るので、自分なりに勉強をして、現場にはしょっちゅう通って、気になる点はその場で質問して確認しました。
素人目線の細かい確認にも、嫌な顔一つしないで答えてくれたスタッフさんに感謝しています。
そのかいもあって、今のところ何も問題なく過ごせているので、とても満足しています。
アイダで建てて住んでるけど、大きな問題はありません。
小さな問題はコールセンターに電話している。
すぐ来てもらえるよ。
非常におすすめです。
家を再建築する際にこちらのハウスメーカーに行ってみました。
行ったきっかけは、新聞に折り込みが入っていたからです。
まず、担当者が非常に若い男の子で、説明がたどたどしいのと、まったくもって信頼できなそうな風貌だったのが気になりました。
実際、話を始めていくと、こちらの質問にもうまく答えられませんし、いろいろな提案もしてきませんでしたので、これはダメだなと思いました。
料金においては安いですが、このハウスメーカーでは信用できないと思いました。
木造住宅メーカーの中では真っ先に名前が思いつく人も多い住友林業。
自前の社有林を持つなど木に対してこだわりを持つトップクラスにランキングするメーカーです。
住友林業は国内木造住宅メーカーの雄です。
売上高は1.3兆円、従業員数は2万人と国内でもトップランキングに属する巨大企業になります。
その事業内容も手広くしており、建売住宅だけでなく、注文住宅、分譲用地の開発、建材の開発等住宅に関する事業のほとんどを行なっているのです。
1社だけですべての工程がまかなえるほどの充実ぶりになっています。
住友林業の特徴は何といっても自前の社有林を持っていることです。
その広さは約48000ha。
途方もない大きさになります。
国内の林業が衰退傾向なのはご存じの通り。
それに危機感を抱いての行動なのです。
こうした社有林で育てた木材を実際の住宅建築に使用しています。
住友林業の口コミは以下の通りです。
営業さんと設計士さん、インテリアさんはとてもよく対応してくれました。
現場担当の方はあまりよくありませんでしたが…。
見積りは引っ越し料金等まで入れてくれて、とても分かりやすかったです。
いろいろサービスしていただき、オプションを無料でつけてくれたりしましたよ。
小さな不満は少々ありますが、全体的に見るととても満足しています。
引用:http://www.orderhouse-navi.com/housemaker/sumitomo-ringyo.html
住林で良かったこと。
施工の確かさ。
腕の良い職人を集めることが難しいなか、ここだけは大手の確かさを実感しました。
引き渡しを受けて2年、自分が一番頼りにするのは、施工会社の現場責任者だったりします。
現場を一番良く知っている責任者に相談することもあります。
その後にコールセンターに電話ですかね…(笑)我が家の担当も契約数にとらわれている某店長でしたよ。
住林サラリーマンにはガッカリでしたが、家と施工は良かった。
大分市内で建築しましたが、対応が最悪です。
契約とるまでは、それはまぁ素晴らしいし、早いです。
建築士も信頼がおけます。
が、いざ立ち始めると、現場監督すらノータッチ、下請けまかせ。
こちらがミスを指摘してもスルーするか、検討中で誤魔化すか。
家はちゃんとミスなく建っているのか心配になるレベルです。
大分での住友林業での建築は絶対にオススメしません!!
テレビコマーシャルで見ない日はない積水ハウス。
大手住宅メーカーの中でもとりわけ有名な会社です。
積水ハウスは住宅メーカーとしてはランキングトップクラスの会社です。
これまでの累積建築棟数は約240万戸。
この数字は累積なので一概にはいえませんが、日本の住宅の何%かは積水ハウスで占められているのです。
売上高は2兆円超とまさに住宅メーカーの巨人といえます。
積水ハウスは木造も手掛けていますが、その特色は鉄骨プレハブ造です。
フレームを工場で制作し、現場ではユニットを組み上げます。
ユニットごとにトラックに載せられてくる光景は圧巻です。
鉄骨造なので地震にも強く、工場生産なので品質が均一になります。
現場ごとの施工精度に違いがないので高品質の家を多く建築できるのです。
引用:https://www.sekisuihouse.co.jp/
積水ハウスの口コミは以下の通りです。
住宅展示場を見て回った結果、積水ハウスの対応が一番よかったと感じました。
値段がもっと安いメーカーも見ましたが、みんな積水ハウスの真似事で、とても比較になりませんでした。
さすが積水はハウスメーカーの手本とされるだけあって、デザインも環境対策もバツグン。
営業もスマートで、高いだけの価値があると思います。
引用:http://www.orderhouse-navi.com
何かあってもすぐにカスタマーサービスが来てくれるし、住宅設備メーカーとの連携も早いし満足 コスパは良くないだろうけどね
引用:https://www.e-mansion.co.jp
なんといっても営業が大ハズレ。
建築条件付物件だったので、すごく急がされて、こちらの意見も「おっしゃってる意味がわかりません」と言うばかり。
現場監督も傷やミスをひた隠す始末で、何かあればトップを連れてきて謝れば済むと思っているのが丸見えでした。
この家には一生住む予定ですが、住んでいる限りこの怒りはおさまらないと思います。
私は積水ハウスはおすすめしません。
引用:http://www.orderhouse-navi.com
三井ホームは三井グループの木造住宅メーカーです。
グループと連携してきめの細かい営業を進めています。
ツーバイフォー住宅を手掛けるために設立された会社です。
当初は輸入住宅にも力を入れていました。
売上高は約2.6兆円とトップクラスにランキングされる企業です。
宅地分譲から建売住宅、商業施設の開発まで多くのことを手掛けています。
リフォームまでできるので長いお付き合いが可能な会社です。
三井ホームはやはりツーバイフォーの木造住宅が主力です。
それも和風の木造建築ではなく、モダンなデザインが特徴になります。
また、特徴的なのは店舗併用住宅も得意としていることです。
店舗開発の実績もあることから店舗併用住宅の開発も行なっています。
大手住宅メーカーでは珍しいことです。
引用:https://www.mitsuihome.co.jp/
三井ホームの口コミは以下の通りです。
値段はそれなりにかかるが、納得できる住み心地。
デザインもいいし、何より住む者の立場に立って考えられている。
営業も設計もICも工程管理も全て優良。
不満は全くないです。
お金さえあれば、もう一軒建ててみたいと思うほど。
引用:http://www.orderhouse-navi.com
どこのハウスメーカーと決めずに住宅展示場を訪問し、数社検討しました。
決め手はそれだけではないですが、第一印象の良かった三井ホームの営業さんにお願いすることになりました。
私たちの希望間取り、こだわり、予算を上手く組み上げてくれて、結果多少予算オーバーはしてしまいましたが、満足のいく家を手に入れることができました。
三井ホームの設計担当は素晴らしかったです。
私のこだわりである見えない収納作りや、ワーキングスペースを見事に作り上げてくれました。
イメージはあっても私にはどのような間取りを組んでいくか、どのようにすれば良いのかはわからないので気持ちで伝えたのですが、完璧にくみ取ってくれました。
自分の落ち着くスペースがあるのは素晴らしいことです。
今年2月に引き渡しが終わりました。
が、補修、補修、補修、補修と新築とは思えない補修箇所がありました。
三井ホームのチェック管理体制の甘さと、使っている工務店の質に問題があるように思います。
三井ホームでは、建築士、コーディネーターと耐震計算とデザインと機能性の高さを売りにしていますが、現場がこれでは全く無意味!本当に後悔しかありません。
これから一生こんな気持ちで生活しなきゃいけないと思うと辛いです
引用:http://u2at.com/all/mitsuihome/
和風の木造住宅で有名な住宅メーカーです。
断熱性や耐震性の向上ではランキングのトップクラスのメーカーになります。
一条工務店は静岡県浜松市が発祥の住宅メーカーです。
特に和風の木造住宅メーカーとして名をはせています。
売上高は4400億円と超大手企業ほどではありませんが、住宅メーカーとしては規模の大きい会社です。
およそ500の営業拠点を持ち、全国に展開しています。
一条工務店の特徴は、モデルルーム仕様が標準仕様であることです。
通常モデルルームはオプション付け放題で標準仕様とは異なります。
こうしたことが一条工務店ではありません。
また、そのモデルルームの出展棟数もランキングトップでどこの住宅展示場でも一条工務店のモデルルームを見ることができるのです。
一条工務店はまったく知らないハウスメーカーでしたが、モデルハウスで見てとてもいい家だと思い、ここにしました。
住んでみた感想ですが、オール床暖房は最高に活躍しています。
太陽光発電も今のところ調子よく発電してくれます。
何度か不具合もありましたが、すぐ対応してくれ、その日のうちに対応してもらったこともありました!営業さんはじめ現場監督の人にはすごくお世話になりました。
心から感謝しています。
引用:http://www.orderhouse-navi.com
親切な住宅メーカーでしたが、言っていることと現実が違いすぎて断念しました。
太陽光→売電のメリットがあると言われたが実際はパネルローンで毎月赤字に。
長期優良住宅→申請が通ってしまえば毎年10万円の積立てをしなければならない。
電気代→パネルがのっているから安いのであって、のっていなければ今とあまり変わらない。
坪単価→63万と聞いていたが見積をもらったら75万越えだった。
ローン見積→金利がなぜか全期間0.7%で計算されていた。
そんなことあり得ないのに。
自分は、一条工務店千葉茂原営業所で家を建てましたが不具合だらけで、営業と本社袖ヶ浦に電話しました不具合の確認は営業と現場監督が見に来て不具合は全部治す事に成りましたが、本社からに謝罪は有りませんでした、7月10日に引渡ししたのに未だ引越しも出来ません、一条工務店千葉を訴えたいです
✔アイダ設計はローコストメーカーとして有名で設計もしっかりしている。
✔住友林業は社有林を持ち、木材には並々ならぬこだわりがある。
✔積水ハウスは鉄骨造の雄。耐震性や安全性には絶対の自信がある。
多くの建売住宅会社の中からどれを選べばよいでしょうか。
ここでは選び方の注意点や考慮すべきことの基本的事項をまとめました。
多くの住宅メーカーは木造か鉄骨造か、その両方をラインナップしています。
どこかの段階でこれらを選択する必要があるのです。
最近は木造でも耐震性が向上し、両者の差は小さくなってきています。
あとは予算などと相談し自分にふさわしい構造を選びましょう。
家づくりで大切なのは何でしょうか。
知識、こだわりも必要ですが、先立つ予算がなければ何もできません。
ローコスト住宅にするか、大手住宅メーカーにするかによっても変わってきます。
建売住宅にいくらまでかけられるかを家族で話し合い、その予算内で購入できる物件を探しましょう。
ライフサイクルコストという言葉があります。
モノを購入して維持管理し、処分するまでのトータルコストのことです。
家の場合、安く買っても修繕費が高くなってしまう場合もあります。
ライフサイクルコストを意識し、アフターサービスのことまで念頭に置いて住宅メーカーを選びましょう。
安い住宅を買ってもライフサイクルコストがかかってしまうこともあります。
✔木造か鉄骨造かで選択する建売住宅会社が変わってくる。
✔予算によって大手住宅メーカーかローコストメーカーが決まる。
✔アフターサービスまで考慮して建売住宅会社を決められると理想的。
住宅メーカーの特徴と口コミについてまとめました。
よい評判も多くあった反面、よくない口コミも多くあります。
これらはすべて真実なのでしょうか。
多くは真実でしょうが、書いた人の主観も混じっていることがあります。
口コミや評判は大事な情報ではあるものの、ネット上のそれは悪く書かれる傾向にあることも注意が必要です。
特に有名な住宅メーカーはその傾向が強くなります。
坪単価の高いメーカーは値段の割に不満が多い、逆にローコストメーカーは安かろう悪かろうだった、などです。
すべてを鵜呑みにするのではなく、情報を取捨選択して取り込みましょう。
情報の中には役立つものもきっとあるはずです。
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