ヘーベルハウスは1972年11月に設立された、旭化成ホームズの注文住宅ブランドです。
「ロングライフ」をキーワードに、長く住み続けることのできる家を作るために、鉄骨造の耐震構造に優れた住宅を開発しました。
ヘーベルハウスは、日本の大手ハウスメーカーの一つで知名度も高く、施工実績が多く、業界トップクラスの売り上げを誇ります。
ヘーベルハウスの特徴や口コミ・評判、坪単価や価格、人気の商品について解説します。
ヘーベルハウスという名前は、旭化成ホームズが研究を重ねてきた、軽量のコンクリート建材「ヘーベル」に由来します。
独自の建材や、耐震構造、建築のコンセプトなど、ヘーベルハウスの特徴を紹介します。
旭化成ホームズは、1972年の創業以来、都市生活に最適なコンクリート素材を開発し続けてきました。
ALCとは、「Autoclaved Lightweight aerated Concrete」の略で、高温高圧で作られる、軽量の気泡性コンクリートです。
1920年代にスウェーデンで開発され、1962年に日本に導入されて以来、ヘーベルは、旭化成によって進化し続けてきました。
内部に補強材として特殊防錆処理をした鉄筋網を組み込み、外壁や間仕切、床材や屋根などに使用し、建物の高い強度を与えます。
快適な都市生活を実現しながら、災害時にも強い、安心と安全を提供する素材として、永く住まいを守り続ける建材です。
出典:公式サイト
安心して都市に住み続けるには、 近い将来必ず起きると言われている大地震に備えることが必要です。
ヘーベルハウスは、過去の大地震のデータに基づき実験を繰り返し、頑強な建材と強靭な耐震構造、優れた制震技術を作り出しました。
地震の揺れを吸収して受け流す「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組み合わせた、「ハイパワード制振ALC構造」を採用しています。
床面をしっかりと一体化することで、水平面の揺れや衝撃に強くなり、また、建物の構造体としての強度も高めます。
また、外壁に回転機構を持たせる「ロッキング工法」を採用し、外壁が柔軟に揺れることで、壁の亀裂や崩壊を防ぎます。
ヘーベルハウスは、都心部の限られた敷地でも、狭さを感じさせない住居環境を実現する、「クロスフロア」というデザインを設計に取り入れています。
各階層の高さを少し段違いにすることで、天井の高さを感じる吹き抜け感を演出し、建物の中に最大限の、心地よい空間を作りだします。
多層空間を組み合わせる「クロスフロア」の間取りでは、大きな窓から取り入れた採光や風を、建物全体により広く行き渡らせる効果があります。
「ひろがる・つながる・たのしい」住まいをコンセプトに、敷地面積や高さ制限のある都心部で、新しい快適な住居空間を提供してくれます。
会社名 | 旭化成ホームズ株式会社 |
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設立 | 1972年11月 |
資本金 | 32.5億円 |
売上高 | 5,883億円 (平成30年3月期連結) |
従業員数 | 7,005人(平成30年3月末現在・連結) |
代表取締役社長 | 川畑 文俊 |
本社 | 〒101-8101 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング |
URL |
✔都市生活に最適なコンクリート素材ヘーベル
✔「ハイパワード制振ALC構造」で安心の耐震・制振構造
✔都心で快適に暮らす「クロスフロア」吹き抜け多層空間
ヘーベルハウスの口コミでは、「地震の時にも安心、きめ細かいサポート」など、非常に満足している人と、「高いだけ、信用できない」と酷評する人の差が激しいのが特徴です。
歴史が長く発注件数が多いだけに、口コミから、注文住宅で家を建てた人の様々な経験から学ぶことが多そうです。
ヘーベルハウスに対する口コミ・評判についてみてみましょう。
やっぱりヘーベルハウスは硬さには信頼ができますし間取りもかなり自由にでき保証もちょっと抜け目があるようですが60年先までプログラムが組まれて保証して貰えるのがすごくいいと思ってます!保証やプログラムが短いと終わったあとはやはり自分でメンテナンス計画や修理の手配をしなければならないのでちゃんとその住宅を建てたメーカーが計画したものがあり手配もしてくれるのは大きなことだと思います。
住宅に詳しく、信頼できる施工業者にパイプのある方は安く住宅に不備なく対応できるので関係ないですが私はそんな住宅に優れてないので割高でも自分の時間を減らさないことにも繋がりますのでいい選択かなと思っています。
5月末に引渡しがされ、6月より住まいをヘーベルハウスに移しております。
私が住んでいる所では、風の通りも良いのか7月中旬よりお風呂上がりに涼む形でエアコンを短時間ながら使用して生活をしております。
それまでは、窓を開けての自然の風のみを取り込む生活をしておりました。
また、基本的に太陽が当たる面の窓については全て断熱対応の窓を採用しているのもあるのか、エアコンを切っても直ぐに暑くなるような感じはいま時点ではしていないです。
やはり虫が寄って来るんですね。
工事担当者から、虫除け剤をいだだきました。
虫が寄ってくる材料を使っているのかもしれませんね。
地震で停電になってもいいように、ソーラーパネルを9キロ設置しました。
1500wの電気を3箇所ソケットを設置。
外部の発電機(ハイブリッド車)から室内の専用ソケットに繋げれるようにしました。
できる限りの事をしました。
このあとは、蓄電池代わりにリーフを購入予定です
ヘーベルハウスは断熱性無し、冬は寒く夏は暑い。
外観だけはよく見えるが内部に居てっては酷いものです
選任社員が建物の構造、品質が解らない人たちです。
業者の意見をお客に説明するだけで知識が無い 社員教育が出来ていない。
壁紙の業者が床修繕をする、サッシ枠のそる会社です。
北の地方では旭化成の建物はありません。
断熱が悪いから。
都内の密集地は多いかもしれません。
もう一つ、へーベル板は水に弱いのが常識です。
ヘーベルハウスは全国展開しており、施工実績件数が多く、東日本大震災の時も、津波の被害にあった家に多く含まれていました。
未曾有の大震災で、その対応に対する口コミも分かれており、被害の度合いやアフターケアの差にも意見が分かれていました。
悪い口コミ・評判では、価格が高い割には気密性が低く、新興住宅地では、ムカデなどの虫が侵入してくるとの意見も見られます。
ヘーベルの素材は、高い耐震性をアピールして反面、断熱性がない、結露ができる、水に弱いなどの意見が見受けられました。
良い口コミでは、断熱対応の窓を取り入れて気温差を調整し、開口部を広くして風通しを良くしてエアコン使用を減らしたなどの意見も多くあります。
担当営業者に対する意見も色々ですが、アフターケアの対応については満足のいくものが多く、長期の保証に魅力を感じている人が多いようです。
ヘーベルハウスは鉄骨造で耐震性を強化した構造で、ヘーベルの軽量のコンクリートを外壁や天井、床下に使用して、住宅の強度を高めています。
そのため、木造よりも外気の影響を受けやすく、結露が出やすい傾向にあり、気密性については断熱材の使用が必要なようです。
✔断熱製がなく結露がきになるという評価がある
✔軽量コンクリートと鉄骨造で耐震性があるので安心
✔長期保証が魅力
ヘーベルハウスに注文住宅を依頼すると、坪単価はいくらぐらいなのか、その価格についてみてみましょう。
ヘーベルハウスで家を建てると、単価55万円ほどから建てた例もあるようですが、ハウスメーカーの中では、平均坪単価約70~80万円と高めです。
旭化成ホームズ株式会社 | 約70~80万円 |
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トヨタホーム株式会社 | 約60~70万円 |
三井ホーム株式会社 | 約75~90万円 |
アイフル(株式会社LIXIL住宅研究所) | 約25~55万円 |
大規模災害が多発する近年では、災害時の住宅強度や、被害を受けた後の修理の有無でも、住宅の寿命は大きく左右されます。
住宅の修理費は非常に高額であるため、早期発見、早期対応が必要ですが、何よりも、住宅構造をよく理解した業者の適切な診断が必要です。
ヘーベルハウスは、30年間メンテナンス費無料であるため、坪単価が高くても長年住めば、トータルでメリットがあります。
また、「60年点検システム」で、入居30年以降も有料ですが、定期的にメンテナンスを受けることができるサポート体制は魅力です。
ヘーベルハウスは、高い品質のALCコンクリートを使用し、耐震性に優れた最高品質の住宅を提供するところが強みです。
「ハイパワードクロス」と「剛床システム」を組み合わせた、「ハイパワード制振ALC構造」で、地震に強い家を作ります。
業界随一の頑強な家として定評があり、住まいの安心・安全を買うという点では、価格は高くても、災害に強い住宅を建てるというメリットがあります。
この傾向は、今後さらに強くなっていくのではないかと見られています。
✔平均坪単価約70~80万円と高め
✔30年間メンテナンス費無料で長期保証のメリット
✔価格は高くても、災害に強い住宅を建てたいという傾向
多様化する個人のニーズに応えるため、ヘーベルハウスには多くの商品ラインナップがあります。
「実例から選ぶ」「暮らし方から選ぶ」「商品から選ぶ」と、多様なジャンルの基本モデルから選べます。
ここでは、ヘーベルハウスの基本モデルである、CUBIC、新大地、FREXをご紹介しましょう。
出典:公式サイト
「CUBIC」は、ALCコンクリート素材を使用し、基本となる立方体の形を多様に組み合わせて理想の家を作ります。
敷地対応力にも優れており、また、外観を損ねないように、雨水を処理する配管を、屋内に設置するなどのオプションもあります。
壁にスリットを入れたり、ベランダや屋上の開口部を広く取ったり、風通しの良い解放感のある設計です。
ベランダの外壁に抜け感のある素材やガラスを使用し、圧迫感のないモダンでシンプルな住まいを提案します。
出典:公式サイト
「新大地」は、キュービック・デザインをベースにし、屋根のデザインで、意匠的な美しいフォルムを作る、重厚感のあるモデルです。
大地にしっかり根をおろしたような力強い外観で、大屋根の美しい水平ラインが立方体の硬さを和らげ、住む人に安心感のある居住空間を届けます。
キュービック構造の優れた耐震性を生かしながらも、昔ながらの家の安らぎをデザインに取り入れた、安全・安心の家です。
「新大地」は、強固なシェルターという発想からさらに一歩進み、屋根をデザインすることで、日本風土にふさわしい美と機能性を備えた家を提案します。
出典:公式サイト
フレックスは、4階建てまで対応し、強靭で骨太の鉄骨を安心・安全のラーメン構造で組み立てた、都市住宅にふさわしい住宅モデルです。
シンプルなデザインでありながら、快適な居住空間を立体的に作り出す、都市生活にふさわしい躍動感あるデザインです。
強靭な鉄骨構造だからこそできる、自由度の高い「フレックス」は、個性的な家を建てたい人にとって、うってつけの設計モデルです。
床を掘り下げる「ダウンフロア」や、部分的にフロアレベルを変えて吹き抜けをもけるデザインは、限られた敷地をフルに活用するアイディアでいっぱいです。
CUBIC(キュービック)⇛基本構造を柔軟に組み合わせて理想の家を
新大地⇛強固なシェルターに、屋根がもたらす美しい重厚感
FREX(フレックス) ⇛4階建てまで対応する快適な都市型の住居空間
ヘーベルハウスは、住宅メーカーの中でも高品質のブランドですが、どのような人におすすめでしょうか。
出典:公式サイト
ヘーベルハウスは、どのような環境でもしっかりと家族を守ってくれる、丈夫で安心・安全な家を建てたいという人におすすめです。
ハウスメーカーとしての長年の実績があり、施工管理・基礎・構造・材質において、高い信頼性があります。
耐震・制震構造に特化した構造ゆえ、多様なモデルから選ぶことはできても、へーベルハウスの基本からかけ離れた奇抜なデザインは難しいようです。
ヘーベルハウスは、注文住宅を数多く手がけてきたため、豊富なデータに基づくモデルハウスがあり、カタログも充実しています。
多くのモデルハウスの中で、自分の理想に近いものを見つけて、適度にアレンジを加えながら、予算内で丈夫な家を建てたい人におすすめです。
へーベルハウスは、大手旭化成ホームズ株式会社のハウスメーカーで、展示場での対応力にも優れています。
家づくりを依頼する際に、どのような点に注意すべきなのか、理想の家を形にするにはどこから始めればいいのか、基本的なアドバイスが受けられます。
大手のレベルの高いスタッフとのコミュニケーションをもとに、担当者との信頼関係を築いて、納得のいく注文住宅を発注することが可能です。
災害に強い素材や住宅構造、また、省エネ設備や光熱費削減の工夫など、注文住宅の基本から学びたい人におすすめのハウスメーカーです。
ヘーベルハウスは、限られた土地に家を建てる建築工法に強みがあり、外観や間取り、ライフスタイルなど、様々な過去の実例から選ぶことができます。
都市の直下型地震に不安を持ち、狭い土地でも耐震・耐久性に優れた、頑強な住宅を建てたいと考える人が増えてきています。
都市で暮らすには、知名度の高いヘーベルハウスの「60年点検システム」は魅力で、震災時の対応への安心感も、大きな付加価値です。
点検では、外装塗り替えの時期などの、適切なアドバイスを受けることができ、建物の寿命を維持するために、メンテナンス面でも頼りになります。
✔災害にも強い、頑丈な家を建てたい人におすすめ
✔モデルハウスで自ら学んで家を建てたい人におすすめ
✔都心部で住宅を建て、維持してゆきたい人におすすめ
ヘーベルハウスは、全国展開する旭化成ホームズの注文住宅ブランドで、「ロングライフ」をモットーに、長く住み続けることのできる家を提供しています。
ヘーベルハウスという名前は、旭化成が研究開発してきた、都市部の建設にもふさわしい、軽量の気泡性コンクリート建材から来ています。
内部に鉄骨の補強材を入れて、耐震構造の高い建物を建て、地震の揺れを吸収して受け流す制震構造で、壁面の亀裂や崩落を防ぎます。
ヘーベルハウスの口コミ・評価では、耐震性や建設後のサポートを絶賛する人と、坪単価などの価格に見合っていないと酷評する人に分かれます。
住宅建設における歴史が長く、発注件数が多いだけに、口コミから多くを学ぶことができるでしょう。
また、過去の建築実例が多いため、多くのモデルの中から、自分の理想の家を見つけて発注できるところに魅力があります。