更新日 2020.2.28

【後悔】実際にあった注文住宅の失敗談┃ネットにあるブログ記事まとめ

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-Smile編集部-
Smileでは、不動産をテーマに不動産売買や不動産投資について情報発信をしています。

注文住宅とは、自分で考えた間取りの家を建てることができるものです。

そのため、自分でイメージした通りの家を入手できればこの上ない暮らしやすさを実現できるでしょう!

それぞれの家族で、どのような生活空間なら暮らしやすいのかという点は異なります。

生活空間を広くしたいと考えている場合でも、さまざまな工夫の方法が存在しています。

そのためどのような工夫の方法があるのか把握したうえで、自分たちに合った暮らしを考えていくようにしましょう。

また、自分のイメージをよりうまく反映するためのコツと費用の抑え方をご紹介いたします!

住みやすさのポイントは収納にあった!?

家を建てるのであれば、広いスペースにばかり注目するという方も多くいるでしょう。

そのような場合には、間取りに置いてリビングなどのスペースだけ考慮する方も多くいます。

ですが部屋の広さだけではなく、収納についても合わせて考えていくことが必要です。

さまざまな視点から注文住宅について考えていくことで、より満足度の高い家つくりにつながります。

また1人で決めるのではなく、誰かと相談することで異なる視点から判断がしやすくなります。

広い部屋の家に住みたいと考えている場合、収納スペースについて考えるのは無駄と思う方もいるかもしれません。

ですが部屋のスペースと収納の問題は密接に関係しています。

例えば部屋を広くして収納を狭くした場合、荷物を入れる場所がなくて部屋が家具に占領されることもあります。

家具が多くなったら、広い部屋でも狭く感じることもあります。

広々とした空間の中で生活したいと考えているのであれば、収納を広くして部屋に家具を置かなくてすむようにするのも1つの手です。

家具が部屋に置いてないことによって、部屋を広く感じやすいというメリットがあげられます。

注文住宅の間取りを考えていく場合、具体的にイメージを膨らませることが大切です。

収納だけでも、各部屋のクローゼットや玄関のシューズボックスなどさまざまな選択肢があります。

具体的にどのような収納スペースを確保していくのかという点に応じて、家の使い勝手にも差が出ます。

また1帖などの広さで書かれても、面積がイメージできないということもあるでしょう。

そこで1帖のような書き方ではなく、mなど自分がわかりやすい単位で広さについて考えていくことも大切です。

もちろん広さだけで考えていくのではなく、費用の問題も合わせてチェックしていくことが大切です。

実際に収納スペースについて考えていく場合のポイントになるのが、圧迫感を与えないようにするという点です。

例えば広い収納を確保したとしても、部屋の中における配置によっては家具を置かなくても圧迫感が感じられる可能性もあります。

圧迫感を感じずに広々とした空間にするためには、どのような間取りにするのかというのが重要です。

このとき間取りに関する工夫は、素人が考えるよりもプロに任せることも必要です。

普段から注文住宅に関わっている方のほうが、間取りにおいてどのような工夫ができるのかという点を把握しています。

そのようなプロの意見を参考にしたうえで、どのような家なら暮らしやすいのか考えていくようにしましょう。

部屋の中に置く家具を少なくして部屋を広く見せたいと考えているのであれば、収納をどこに配置するのかというのもポイントの1つです。

例えば階段下のちょっとした場所に収納を確保することで、無駄なくスペースを利用することにつながります。

収納を増やすことも大切ですが、どのような場所にあったら使いやすいのかという点も合わせて考えるようにしましょう。

実際に暮らすときのことをイメージして収納スペースの配置を決めることで、広いだけではなく荷物をしまうのに使いやすい場所を確保できます。

子供がいる世帯の場合には、今後収納したい荷物が増える可能性もあります。

荷物が増えても対応できるように、広めの収納が大切です。

注文住宅における収納スペースを広くすることのメリットは、家具を置く必要がないことだけではありません。

メリットの1つに、荷物の整理がしやすくなるという点があげられます。

荷物を収納するとき、狭い場所に詰め込んでどこに何があるのかわからなくなった経験がある方もいるでしょう。

ですが収納場所が広いことで、荷物を整理しながらしまいやすくなります。

整理して収納することで、どこに何があるのかわかりやすくて取り出しやすくなるのです。

整理しやすいスペースにするなら、仕切りや棚などを取り付けた収納場所にするのも1つの手です。

同じ広さのクローゼットでも、工夫次第でより良い注文住宅にすることが可能です。

POINT

✔収納スペースは部屋を狭くする、は間違った先入観だった!

✔注文住宅なら収納スペースが部屋を圧迫しないデザインに調整可能!

費用削減にも!部屋の広さには注意

まずは注文住宅で失敗する人の特徴を見ていきましょう。

・とにかく広い部屋を作ろうとする

・特に用途を考えずにとりあえず部屋を多く作る

・部屋の配置を考えずに間取りを決める

こういった人々はその後何十年と住むその家に対し、どこかで不満に思う方が大半です。

では、なぜいけないのでしょうか、そしてどうしたら正解なのでしょうか、それぞれ詳しく見ていきましょう!

家を建てることは人生の中でも一大イベントなので、憧れがあれば費用を気にせずに理想がたくさん詰まった間取りにしてしまうということに誰でも最初は陥ってしまいます。

しかし、理想を詰めすぎても自分たちの予算はある程度決まっていることから、理想を全て詰め込むことは無理です。

注文住宅の間取りを考える時には、現実的に考えて本当に必要な部屋や広さだけを残すようにすることが将来的にもおすすめの間取りとなります。

本当にこれから20年、30年と住み続けていく中で日常的に使用するのかを考えることは無駄を省くために重要です。

その時の憧れだけで、利用価値の少ない部屋やスペースは無駄です。

注文住宅で、まず部屋の広さを決める場合には、これぐらいは欲しいという漠然したイメージがあれば、そのスペースは何のために使用するスペースか考えてみることが無駄を省くコツになります。

それを各部屋ごとに考えていくだけでも、無駄なスペースを見直すことができ費用の削減になります。

日時的に使用するスペースならまだしも、例えば友達を呼んだ場合に使用するかもしれないスペースはほぼ使用しないので無駄です。

また、昔ながらの住宅はよく廊下がありますが、これもスペースとしては無駄でしかなく、費用を削減したいのであれば廊下の要らない間取りを考えることが大切です。

廊下を不要にするにはいくつかの方法があります。

その1つとして、LDKを有効活用するというものです。

LDKは広いスペースのためにそのフロアを移動スペースとして活用するという考え方です。

このLDKも動線の1つとして利用できれば廊下も不要になります。

次に、玄関からLDKまでの距離を短くすることです。

昔の家も玄関に上がってLDKまでが廊下という家が多いために、玄関から即LDKに行けるような間取りにします。

さらに、2階建ての住宅であれば階段の位置を意識することで廊下の長さを短縮できます。

階段が端にあると、各部屋までの距離があるのでなるべく中央付近に配置できれば廊下も要らなくなります。

各部屋の無駄なスペースを削った後には、動線を意識することでさらに省略できるスペースや場所も生まれてきます。

例えば洗濯する場所が1階であり、2階に干す場合だとベランダがどうしても必要になりますが、もともとあるフロアの一角をサンルームにすることで、ベランダが不要になります。

また、吹き抜けの家に憧れて総二階の住宅を建てようとしている場合に、その空間分のフロアが無駄なので、屋根に勾配をつけることで吹き抜けにもなりつつ、無駄なスペースを省くことができるため、材料費などを節約できかもしれません。

また、注文住宅に太陽光発電システムを取り入れようとしている家庭にとって設置条件も良くなります。

各部屋のドアをなくして1つのフロアを繋げることで費用節減効果に繋がっている住宅もあるほどです。

これにより、家族間でもより会話が生まれ風通しの良い家庭になります。

多少のプライベートが欲しい場合は、カーテンやブラインドなどで仕切る方法で簡単にプライベートが確保できます。

これにより各部屋のドア代が不要になるケースもあるので費用削減に効果があります。

子どもが多感な時期になれば、後でリフォームによりドアを付けたりすることも注文住宅であれば可能であり、それを売りにしているハウスメーカーなどもあるぐらいです。

注文住宅で建てる際に、無駄なスペースや部屋を省くことは重要ですが、こればかりを考えていると収納スペースが確保されていないということに陥りかねません。

収納スペースは物を整理する上で非常に重要です。

このスペースが少ないと通常の部屋やフロアに荷物が溢れかえってしまいます

そうならないためにも、納戸や小屋裏収納を活用して表から見えない場所に物が置けると収納スペースとして大活躍します。

また、その納戸や小屋裏収納でも棚を有効活用して整理しておくことで、使用するものを引き出しやすくなるので、使用した後も片付けしやすいです。

この整理がされていないと単なる物置き場になってしまいます。

収納スペースを作りやすい環境としては、階段の下や勾配の屋根の部屋との隙間部分です。

また、畳部屋があれば押入れを収納スペースとすることもできます。

後は、台所用品などは床下にスペースを作ることで収納できます。

ただし、食器棚や冷蔵庫はどうしても必要になってくるので、スペースを無駄にしたくなければ高さの高い食器棚を購入することで少しでもフロアを広めに活用可能です。

外構工事をする際にも収納を意識することが大事です。

例えば、ほうき等の掃除道具を入れる簡易な倉庫を外に置くだけでそれを収納するためのスペースが住宅内に不要になります。

また、住宅内に洗濯物を干す場所を設けないで、外構工事でサンルームを部屋に付け加える方法で、住宅内のフロアを減らすこともできます。

POINT

✔ビジョンをもって部屋の広さ、部屋割りを決めよう!

✔収納スペースをどう配置するか、で部屋の広さが決まる

動線は間取りも含めて吟味する

注文住宅の場合、間取りは自分達で自由に決めることが出来ますので、業者に頼んで設計をしてもらう事になります。

設計前にはあらかじめ、自分達の希望を伝えてそれに沿って考えてもらうようになりますが、注文住宅の場合は伝えたい事は先に伝えておくのがおすすめです。

費用面の事もありますが、重要になるのは間取りなどで考える動線です。

注文住宅の設計をしてもらったプランを見せてもらったときに、希望通りに設計してくれていたとしても、それによって他の部分に問題が出てくる事があります。

そこまで重要視していなかった部分だとしても、いざ設計をしてもらうと違うと思ってくるところがあれば、設計をし直してもらう事です。

少し位は仕方ないと妥協した事によって、暮し始めてからやっぱり変更をしてもらえばよかったと思うようになるからです。

設計をする時に注文住宅で重要視しなくてはならないのは、動線を考えて設計をすることです。

自分だけの動線を考えるのではなく、家族全員の動線を考えながら設計するのがポイントになるので、家族の一日の生活も考えた上で設計をしていくようにしましょう。

動線を考えずに注文住宅を設計することによって、家の中での無駄な動きが増えてくる事になります。

何度も一階と二階を行ったり来たりするようになれば、時間がかかるだけではなく疲れる事になりますので、しんどくなってくるはずです。

無駄に動かなくても生活が出来るようにしていく事によって、限られた時間を有効活用できるようになります。

特に注意しておきたい動線は、家事を行う時も動線ですので、家事をする立場からしてみると、一番に考えておきたい部分のはずです。

毎日家事はこなしていかなくてはなりませんのでさぼることは出来ません。

家事がしやすければ、億劫になる事もなくこなしていけるようになりますが、無駄に動かなくてはならないようであれば面倒で仕方なくなってしまいますので、家事動線は必ず注意しておく事です。

キッチンには一日のうちに何度も立って作業をするようになりますので、いかにこなしやすさを出していくかになります。

調理をする時には冷蔵庫から物を取り出さなくてはなりませんし、食器も取り出さなくてはなりません。

食品貯蔵庫に置いてある食品も使う事も多いですので、キッチンのすぐそばに配置しておく必要があります。

キッチンから遠い場所に配置していると、そこまで取りに行かなくてはなりませんのでかなり面倒になってしまうでしょう。

家族の人数が多い家庭の場合、一日に何度も洗濯機を回すようになります。

洗濯機を回すのはスイッチを入れるだけになりますので面倒なことはありませんが、洗濯で大変なのはその後の部分です。

洗濯が終われば干さなくてはなりませんので、洗濯機から干す場所の距離も重要になってきます。

洗濯機が一階にある場合は、干す場所が庭であれば洗濯物を持って移動する距離も短くなりますが、二階のベランダに干すとなれば大変になります。

重たい洗濯物を持って移動する距離が少しでも短くなるようにしておきましょう。

洗濯物を干した後には、洗濯物を片づけなくてはなりません。

洗濯物をたたんで納める場所までの距離も考えておけば、たたんだ洗濯物を持って移動する事も少なくなります。

あちこちに置く場所を作ってしまうと、収納をするのも大変になりますので、干した場所から近くに収納する場所を一か所にまとめて作っておくと、片づけるのが楽になります。

洗濯をする場合は、洗って干して片づけるという三点セットで考えたほうがいいですので、動線に組み込んでいかなくてはなりません。

朝は身支度を整えて出社や学校に出かけるようになりますが、家族は同じような時間に出かけていく事が多いでしょう。

同じ位の時間に出かける時に問題になるのが、家族が洗面やトイレの奪い合いになってしまう事があります。

どうしても混みあってしまえば朝からイライラすることになりますので、家族が混みあわないように広めの間取りを考える事も出来ます。

家族の人数が多ければ、一階と二階にトイレと洗面を作るなどの工夫をしておけば、家族の動線を分散する事も出来るでしょう。

子供が小さな頃には、親が手伝って身支度を整えていかなくてはなりません。

出来る限り自分の力で行わせるようにしなくてはなりませんが、手伝わなければならない部分も出てきますので、朝の忙しい時間は大変です。

家事をこなしながらお世話をしなくてはなりませんので、キッチンから洗面などが近い場所にあれば手伝いやすくなります。

各部屋の配置のポイント

注文住宅を建築するときには、設計を相談しながらどのような間取りにするかを決める必要があります。

間取りを決めることは、注文住宅を建てる時の最大の醍醐味といえますが、その一方で失敗してしまうと住みにくい家になる可能性があります。

そのため、慎重に間取りを決めなければなりません。

間取りを決める場合には、イマジネーションも重要ですが漠然と素人がイメージした通りの設計をしてみても、実際に住んでみたらもう少しこうしておけばよかったと後悔をしてしまう可能性があります。

そこで、どのような間取りなら後悔がなく納得できて住むことができるか考えていきましょう。

住宅の中には、必ずと言っていいほど人が集まる場所が1か所あります。

一般的にはリビングには家族が集まる場所として認識されており、リビングがその家の一番重要な部屋になるといっても過言ではありません。

そうだとすれば、リビングの設計がどのようになるかでその家の価値が決まってくるといえます。

リビングは、基本的に明るい場所に置くのが基本と言えます。

リビングは暗くなると、家全体が暗くなってしまいそこに住んでいる人も気分が落ち込み明るい暮らしとは程遠い暮らしになることが考えられるでしょう。

そうだとすれば、可能なかぎり太陽が当たる南側にリビングおき、電気をつけなくてもそれなりに明るい場所にしておくべきです。

もし、部屋の中にそれほど光がはいってこない場合は注文住宅の設計の時に窓を大きめにしておきましょう。

大きな窓は解放感があり、気分が開放的になります。

注文住宅を建築する場合2階建て以上ならば、階段が必要になりますが階段をどのように配置するかが重要になってきます。

大きく分けると、リビングの中に階段がある住宅とリビングの外に階段がある住宅の2種類しかありません。

家族の一体感を感じたいならば、おすすめはリビングの中に階段を配置することです。

なぜなら、2階に上り各部屋に行く場合も必ずリビングを通らなければならないため、必ず家族と顔を合わせることができるからです。

ですが、リビングの中に階段を置く場合のデメリットも考えておく必要があるでしょう。

その一つが、冷房や暖房をつけた場合です。

リビングに冷房や暖房をつけると、階段の部分から空気が抜けてしまい無駄になる可能性があります。

部屋には必ず収納のあるものですが、収納は多い方がよいとされています。

過去に賃貸住宅に住んだことがある人ならば、収納の少なさにあぜんとしたかもしれません。

賃貸住宅の場合は、有効面積を増やし賃料を上げるためにわざと収納を少なくしている傾向があります。

ですが、注文住宅を建築するときに収納を小さく設計する必要ありません。

もちろんその分だけ有効面積は減少しますが、本来クローゼットにしまわなければならないをしまい切れず、あふれて部屋の中に置いてある光景をイメージすれば、収納があった方がよいとの結論に結び付くでしょう。

そこで、ある程度余裕を持って収納を設計することが重要になります。

ただ逆に、収納が多すぎると今度は物を無駄に所有する傾向が出てきてしまい、あまりよい状態とは言えません。

そのため必要以上に小さくするべきではありませんが、逆に必要最低限の大きさにとどめておくことも大事です。

注文住宅の間取りを決める場合の最大のメリットは、自由に設計できる点ですが当然その分費用がかかります

無尽蔵にお金がある場合でなければ、限られた予算の中で間取りを考えていかなければなりません。

部屋の中に窓をつけると、その部屋は明るくなるのは間違いありません。

そのため、北向きに位置する部屋がある場合は、窓を少し大きめにすることでその部屋を明るくすることができます。

ですが、窓が多いことでその分だけ予算がかかってしまいます。

また金銭的な面以外にも、窓があるとタンスや本棚など壁際に置かなければならない大きな家具を置くことができなくなってしまいます。

そのため、無駄にたくさん窓をつけるのではなく必要に応じて設計をすることが重要です。

住宅の天井の高さは、一般的には一般的には2m40センチほどに定められています。

せまい部屋を少しでも開放的にするためには、天井を高くすることで閉そく感を感じる生活することができるでしょう。

ですが、天井を高くすればその分予算がかかってしまいます。

それと同時に、冷房や暖房をつける場合天井のスペースが広いことから、冷暖房の効果が薄くなりその分電気代が増えますので、あまり天井を高くし過ぎるのも考えものです。