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更新日 2022.8.7

狭小住宅は後悔する?注意点やメリット、デメリットを紹介!

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-Smile編集部-
この記事は、Smile編集部が作成した記事です。
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「家を建てたい」と思っている人も多くおられるはずです。

家を建てる際には、いろいろな点を考慮する必要がありますが、その中でも土地選びも重要になります。

土地が狭い狭小住宅などであれば、家が狭く感じて「何か違う」など後悔してしまうこともあります。

狭小住宅が悪いわけではありませんが、狭小住宅についてしっかり知っておく必要があります。

どのような点を知っておけばいいのか紹介していきます。

そもそも狭小住宅とは

狭小住宅の画像

「狭小住宅って言葉を聞くけど、そもそもどのような家のことを言うの?」と疑問に思うかもしれません。

狭小住宅は敷地が15坪以下の比較的小さな土地に建てられた住宅のことであり、狭い土地に家を建てることです。

このような狭い土地は地方よりも主に都心部に多く存在しています。

都心部では土地が多くないため、「大きな土地に家を建てたい」と思っても、予算の都合が合わずに家を建てるときに狭小住宅となることが多いです。

狭小住宅の場合は隣の家と密接していて距離が近いケースが多いので、光や風、プライバシーを「どのように確保するのか」、またスペースが小さいのでどのように無駄をなくして「空間を効率よく利用するのか」といった点を考慮する必要があります。

狭小住宅は普通の土地より狭いところに家を建てるので、デザイン性を重視して家づくりを行う必要があります。

家の土地が狭いということは家を広くするには、横に向かって家を大きくするのは無理なので、上に向かって家を大きくしていかなければなりません。

そのため、狭小住宅は横長に大きい家ではなくて縦長に大きな家となります。

狭小住宅の相場とは

相場の画像

「狭小住宅の家を建てたい」と思ったときに、気になるのは相場かもしれません。

狭小住宅の価格相場は面積が小さくなるので、通常の立地の良い家よりも土地や建物の価格は安くなります。

ただ、坪単価が高いため狭小住宅と言っても安い値段ではありません。

都心部では坪単価の大きさが地方に比べると2倍以上も大きく、「坪単価は安い」というイメージを持っていると予算と合わなくなることもあります。

例えば、都心部ある区の地域で60m2未満の土地であれば、狭小地の価格は3480万円となっており、狭小地の坪単価は230万円ほどになっています。

通常地の価格であれば4780万円で、通常地の坪単価は204万円ほどになります。

狭小住宅は価格は通常地より安くても坪単価は高くなっています。

そのため、狭小住宅が売却されていて「購入しようか」迷っている際は、所在地の近くで売りに出されている狭小住宅や土地を坪単価の参考にして相場を見てみるのが良いです。

または、通常の売り出し価格の20%ほど増しを目安にして価格の予想をしてみるのも良い方法です。

狭小住宅では都心部に近いほど坪単価の値段も上がってくるので、坪単価に注意しながら住宅の値段を考慮する必要があります。

狭小住宅の間取りについて

間取りの画像

「狭小住宅の間取りもどうなっているのか?」と気になる人もおられるはずです。

狭小住宅は家が狭い分、効率よく間取りを考えていかなければ、後で後悔してしまうことになります。

間取りの工夫にはいろいろあるので3つほど紹介していきます。

1つの方法としてはLDKを田の字にしてみることができます。

これは、通路になる廊下は作らないように設計して、LDKともう1つのプラスαの4つのスペースを田になぞらえてレイアウトすることです。

通路を作ると長くなって狭小住宅としては不利になるので、田のようにして無駄を省く間取りを考えることができます。

2つ目の方法はスキップフロアで部屋をつなぐことです。

上下の階の部屋を縦に繋ぐ階段ではなくて、半階ごとにスキップフロアを作って実際の面積以上に空間に奥行きをもたらすことができます。

縦の空間を有効活用して家を広く見せることも可能です。

3つ目は狭小住宅ならではの「狭さ」を感じにくくするために、ガラス戸を利用して外への繋がりを感じさせるようにすることができます。

コーナーを閉ざさずに目線を外に向けることで圧迫感を回避することができ、コーナーの外から緑の景色を眺めるようにすることで、安らぎを感じさせやすいようにできます。

狭小住宅で後悔するパターン

後悔の画像

狭小住宅は土地が狭いので、準備や計画を考えずに家を建てると「しまった」と後悔してしまうことがあります。

どのようなパターンは後悔するのか紹介します。

狭い土地に注文住宅で家を建てる際は、駐車場に注意する必要があります。

車を持っている人であれば家の前に駐車場を作って駐車させたいはずですが、狭いために車を何度も切り返すなど、駐車がうまくいかないこともあります。

ビルトインガレージを作ることもできますが、コストが高いので費用がかかります。

狭小住宅は家が狭くなっているので家具を置くスペースが無くなることもあります。

特に窓を多くすれば家具を置くスペースは限られてくるので、あらかじめ家具を置く場所も兼ねて窓の数や開口部を決めておかなければ、家具の配置が変になって後悔してしまいます

窓の利点も家具を置くことで無くなることもあるのであらかじめ確認が必要です。

狭小住宅は隣の家と密接していることも多く、窓の位置が重なればお互いのプライバシーが丸見えになってしまうこともあるので、窓の位置も注意しておくことが大事です。

窓が重なればお互いの話し声なども聞こえやすくなり、後になって後悔してしまうこともあるので、窓の位置にも注意が必要です。

狭小住宅のメリット・デメリット

メリットデメリットの画像

狭小住宅のメリットとデメリットについて知っておくことも大事になります。

何があるのか紹介していきます。

狭小住宅のメリットには以下の点があります。

狭小住宅は坪数を抑えることで安く家を建てることができます。

都心部で「大きな家を建てよう」と思え大きな資産が必要になりますが、狭小住宅であれば少ない資産でも家を建てることができ、手軽さがあります。

狭小住宅は都市部に集中して建てられることが多いので、利便性が良いところがあります。

駅やバス停、商業施設までの距離が短いので、いろいろな場所に行く際に時間がかかったり体力を消耗するなどの点がありません。

狭小住宅は面積が狭いので固定資産税は安くなります。

家が小さいので家の修繕費なども少なくて済み、たとえ修繕が必要になったとしても大きな家よりは工期は短くて済むので、修理のためのストレスも少ないです。

夏など熱くてクーラーを使用する際も光熱費を節約することができます。

狭小住宅であれば家が狭いので掃除するスペースも少なく、毎日掃除をするときでも時間を節約しながら掃除をすることができます。

家の目も届きやすいので、不具合があった時もすぐに見つけることができます。

大きな家であれば掃除だけでも大変なので、狭小住宅の良い点だと言えます。

狭小住宅はメリットだけでなくデメリットもあります。

以下の点がデメリットになります。

狭小住宅の周りには同じような住宅が並んでおり、道幅などが狭くて建築のための大きな重機が通れないこともあります。

他にも足場が組みにくい、健材の輸送が難しくなるなどで、家づくりがスムーズに行われずに費用が高くなることもあります。

狭小住宅の場合は両隣の家も同じような家である可能性が高いので、家同士が密集していることがあります。

そのため、隣の家から話し声などの音が漏れたり、隣の家の人と窓越しに目が合ったりなど、家の距離が近過ぎてストレスになることもあります。

住宅の外周にエアコンの室外機や給湯に必要なエコキュートなどを置くスペースが必要ですが、敷地が狭い狭小住宅であればスペースが確保できないこともあります。

エアコンなどが置くことができても、人が通れなくなるなどの弊害を起こすこともあります。

狭小住宅は間取りに工夫が必要なので、リビングやキッチンをどこに配置するか、スペースの確保を計画しなければなりません。

家が狭いので、少しでもスペース確保を間違えると生活が難しくなるので、工夫に頭を悩ますかもしれません。

狭小住宅の知るべき注意点について

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狭小住宅を建てるには計画性を持っておく必要があります。

計画性がなければ狭小住宅を建てたときに後悔してしまう結果になります。

狭小住宅を建てる際に注意しておく点を2点ほど紹介しておきます。

狭小住宅は土地が狭いので「敷地いっぱいに家を建てたい」と思うかもしれませんが、防火地域や建ぺい率、斜線制限などがあり、これらの基準を満たしておかなければ建築することができないことがあります。

そのため、「土地いっぱいに家を作りたい」と思っても自分の希望通りにいかないこともあります。

地域の防火基準を満たしているか、建ぺい率に沿って家を建てているかなど、規制を確認して家づくりを行うことになります。

室外機は外に置かなければなりませんが、隣の家との間が狭いので、十分なスペースが取れず隣の家の騒音の元になることもあります。

トラブルの原因になることもあるので、室外機の位置も十分な確認が必要です。

まとめ

まとめの画像

狭小住宅を建てるときには、注意しておかなければいけないこともたくさんあります。

「狭小住宅を都心部に建てたい」と思うことは、とても良いことであえい、実際に狭小住宅ならではのメリットもあるので、良い方法です。

ただ、メリットばかりを見てデメリットや注意点を確認していないなら後悔する結果になることもあるので、ぜひ狭小住宅を建てる際のポイントとして見てください。