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更新日 2018.11.5

コンビニ経営は失敗しやすい!?メリット・デメリットを徹底検証!

土地活用の一つの方法としてコンビニ経営を考えいる方は一度立ち止まって本コラムを一読ください!

なぜならコンビニ経営には魅力的なメリットの裏に大きなデメリットを抱えているからです。

失敗談を交えてわかりやすくご説明していくので、自分にとってメリットが大きいか、デメリットやリスクの方が大きいか、しっかり考えてみてください。

コンビニ経営において失敗例

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意外と人は経営において成功例を知ってそれをモデルとしがちです。

確かに成功者の本や特集は沢山あります。ですが実際に知る必要があるのは成功例ではなく失敗例なのです。

なぜ失敗してしまったのかを分析して同じ失敗をしないように対策を行うことの方が重要です。

今回はコンビニ経営における失敗例を知っていきましょう。

まずはどんな人が失敗しやすいのか説明していきます。

実は真面目で自分で何でも解決しようとする方程失敗しやすい傾向にあるのです。

自分の店だから自分がやらなくちゃ、自分がやった方が自分の望む形になる、と全部自分でやろうとするのが間違いなのです。

当たり前ですが自分の体は1つしかありません。

だけど自分でする仕事が多ければ多いほど忙しくなるし休めなくなります。

そうすると当然ですが体を壊すことになり、最終的に店を閉めざるを得ない状況になるという訳です。

もう1つが同じ小売業から転職してきた場合です。

経営を少しでも学んだことがあればスーパーマーケットとコンビニは同じ小売業であっても全く違います。

スーパーマーケットは薄利多売型であり、コンビニは高付加価値型です。

勿論お客様のニーズも異なってきます。

だけど一度同じ小売業で働いていたから同じだろう、と思ってアドバイザーに相談をせずに物事を決めてしまって上手くいかなくなってしまう、というパターンに陥るのです。

とても単純なことなのですが、環境の変化を読んでいなかったことが原因となることがあります。

当然ですが経営はその時だけ良ければ良い訳ではなくその後どうなるかも考えておく必要があります。

今回の例は環境の変化の読みが甘かった例です。

資金にも問題がなく、サポートもあり、最初の1年は利益があまり出なくても徐々に利益も見込める程度に成長していきました。

しかし3年で閉店する羽目になったのです。

実はお店の近くに高架道路が出来てしまったのです。

それによって車の流れが大きく変化していき、それによって売り上げは伸び悩むようになっていき、閉店まで追い込まれてしまいました。

ですがたった3年の間に高架道路の計画が立ち上がり建設されたのかと疑問を抱きますよね。

そんな訳では決してありません。

オーナーは知っていたけれどここまで影響が出るとは思っていなかった、という意見でした。

たった数年のためにコンビニ経営を始める人はいません。

出来れば長く経営をして売り上げを伸ばしたいと考える筈です。

もし長期で叶えるのであればきちんと将来どうなるのかまで考える必要があります。

資金不足が原因で閉店まで追い込まれてしまう、という人も少なくありません。

通常は自己資金と融資の両方を利用することによって最初の資金とします。

失敗してしまう人は資金がぎりぎりなのです。

予定よりも開業日が遅れてしまった、開業資金がかかってしまった、というケースは良くあります。

ですがぎりぎりだとそれを賄うことさえ難しくなってしまうのです。

開店することが出来なければお金も入って来ないし、開店してすぐで光熱費等削れるものもありません。

最初の開業資金としてその後数か月分の費用を捻出出来る余裕があるか、と言うのも重要な点になります。

コンビニ経営において家族がお店に出ることによって労働力を賄っている、というケースも多いです。

ここに資金不足が重なってくると家族関係さえ破綻してしまいかねません。

家族が足りない労働力を賄うためにシフトに入る、ということは良くあるパターンです。

ですが資金不足になったりしてバイトを入れることが出来なくなってくると休みなく働いたりすることになります。

そんなことが続けば体を壊してしまう、という流れになります。

今回のは奥さんと2人でコンビニ経営をされた方の例です。

奥さんと2人で働いていたものの、体調を崩してアルバイトを入れることにしました。

ですが思いのほか人件費は高く、休みなく働いていきました。

そこに追い打ちをかけるように新しいコンビニが出来てしまい更に苦しくなっていき、家庭崩壊の危機を感じた奥さんに説得されて閉店をした形です。

中にはコンビニ経営のオーナーなのに従業員と変わらない意識のままフランチャイズ経営なら簡単だろうと安易に始めてしまうケースもあります。

何となく、何とかなるだろう、と漠然としたイメージで始めてしまうとそんな簡単なものではないと後悔してしまいます。

コンビニは次々と新しい季節の商品が出てきてコンビニに来て季節を知る、という経験をしたことがある方は多いのではないのでしょうか。

コンビニにしかない商品、というのも楽しみの1つだと思います。

ですがそれを売り込んだり演出したりしなければ意味がありません。

今回のケースでは従業員の感覚でオーナーとしてコンビニ経営を始めてしまい、今までオーナーが行っていた季節ごとの売り込みや演出を行いませんでした。

当然客足が遠ざかってしまい、経営は立ち行かずに閉店となってしまいました。

会社によってきはきちんと研修を行っていますし、アドバイザーも存在します。

今までコンビニ店員として働いてきたからノウハウはわかっている、と胡坐をかく方が多いですが、従業員とオーナーはやはり業務の幅が違います。

きちんと研修に出るとこういったことを減らすことが出来るのです。

どんなに利益を上げても体が健康であってこその物種です。

健康でなければ当然ですが店を続けることが出来ない、でも健康な時にはそれを考えない、という方も良くいらっしゃいます。

人間は基本的に自分は大丈夫だと思っていた、と考えるからです。

この例では利益を上げるために最もかかる人件費を削るためにオーナーとその奥さんで店を回していました。

求人も出していないのでアルバイトも来ることなく、その状況で働いていました。

ですが無理が祟ってとうとうオーナーは体を壊して入院し、奥さんも無理をしてしまったため体を壊してしまい、結局3年で店を畳んでしまいました。

もしもアルバイトがいれば体を壊すこともなく、店を畳むこともなかったでしょう。

どんな職種にも言えることですが、仕事をしていくには体が資本です。

それを蔑ろにしてしまえば後で大きなしっぺ返しを食らうことになるのです。

POINT

✔安易な気持ちでコンビニ経営を始めることは後々命取りになる

✔長期的な利益が見込めるかどうかを周辺地域の動向も考慮しながら考える

✔十分な資金が必要

開業において知っておきたいこと

土地を活用する際に、一つの選択肢になるのが「お店をやって利益を生むこと」となります。

その中でも比較的お客さんの年齢や男女を問わないのがコンビニエンスストアであり、立地次第では非常に高い利回りが期待できるのです。

1,流行り廃りがあまりない

2,地域の方と密接に交流ができる

3,多店舗経営で利益拡大を狙える

自分が店長として働いてもよいですし、人に任せてしまうこともできます。

そんなコンビニを経営するうえでのメリットを見ていきましょう。

通常、あまり馴染みのない土地で商売を始める際にはどんなお店であれ最初に大きな苦労を伴います。

宣伝から始まり、仕入れの相手を選んだり運送業者をどれにするか、客層のリサーチは等、軌道に乗るまではたいへんな労力が必要とされるのです。

しかしコンビニのフランチャイズであれば仕入れはもう最初から決まっており安心して任せられる業者がいますし、納入される品の品質にも不安はありません。

立地に対しての客層のリサーチも本部から情報がもらえるため、安定した集客が見込めます。

小売業はおろか、「接客業もはじめて」というオーナーも多いため、最初のうちは接客や店舗運営マニュアルが与えられるフランチャイズの恩恵を大きく受けることができます。

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また本部からのスーパーバイザーが定期的にお店を訪れ、現況を見たうえで経験に基づくアドバイス(陳列の仕方や、アルバイトの態度など)をくれますのでそれに従うだけで売り上げの改善が見込めるでしょう。

こうしたノウハウが自動的に入ってくるのもメリットのひとつです。

メリット3 宣伝しなくてよい

お店を開業する場合、最初に広告費を相当かける必要があります。

しかしフランチャイズであれば本部が一部負担してくれますし、やはり一店舗ではできない規模で宣伝を後押ししてくれるため「お店の認知度が高くならないまま失敗」という事態を避けやすいと言えるでしょう。

有名なコンビニチェーンであれば、口コミで近所の人が広めてくれるという側面もあります。

良い部分もたくさんあるコンビニ経営は魅力的な土地活用の選択肢ですが、経営である以上当然のことながらリスクやデメリットも存在します。

1,ロイヤリティは避けられない

2,仕入れも自由ではない

3,その他でも縛りがある

とくに、コンビニというある意味で特殊な業態やフランチャイズであるという点が大きく影響してきますのでそういったデメリットについてもしっかりと事前に確認しておいて、コンビニ経営に踏み出すべきかどうかを慎重に検討するのがおすすめです。

コンビニはその扱う品目の多さから、完全に独立して運営することは難しいため必然的になんらかのコンビニチェーンの傘下に入り、フランチャイズ契約を結んで営業することになります。

そうするとメリットのところで挙げたようなサポートの数々が受けられますが、代わりにロイヤリティを毎月本部に納める義務が生じることにもなるのです。

契約次第ですが、月々売り上げの1~2割を必ず渡す必要があるためこれが重くのしかかってきます。

売り上げ自体も管理されているため誤魔化せず、ロイヤリティの率も簡単には変えられないのが通常です。

デメリット2 仕入れも自由ではない

開店してからしばらくの間は、安定した仕入れ先と運送業者がいることが非常にありがたいものです。

取引の少ない業者は信用しにくいですし、品質に問題のある商品を仕入れても売ることができません。

しかし、それは同時に仕入れ先等を変えることが出来ないというデメリットにも転じます。

相場よりもやや高めに設定された仕入れ値に従わざるを得ず、経営が軌道に乗ってからのほうがこれを負担に感じるようになるでしょう。

デメリット3 その他でも縛りがある

スーパーなどであれば、賞味期限の近い商品を見切り品として値引いて販売することが可能です。

しかしコンビニ経営では本部の通達で定価販売しか許しておらず、すべて廃棄となって見切り品の売り上げをロスせざるを得ないという状況が続きました。

近年これは問題となりいくらか改善しつつあるものの、やはりそう自由には値引き販売できない状態です。

お店によっては集客効果も見込めるため、これを封じられるのは痛手と言えるでしょう。

コンビニ経営はその性質上どうしてもフランチャイズに頼らざるを得ませんが、その構造には問題も潜んでいます。

理想を言えば「本部もフランチャイズ店舗も両方儲かるWIN-WINの関係」を築ければよいのですが、なかなか難しい構造になっている部分です。

本部の利益に偏ったシステムの場合、傘下の店舗はよほどの好業績を上げないと十分な利益が出せないことになります。

フランチャイズとは、有名なお店の看板を借りての商売ですからそれに対する対価を支払う必要があります。

それがロイヤリティであり仕入れの限定なのですが、極端に本部に有利な条件で契約してしまうともはや「本部のために稼いでいる」状態になり、土地活用で利益を上げるという目的から大きく逸れて本末転倒となってしまうでしょう。

大手コンビニ法務部は優秀な弁護士を揃えており、契約書は考え抜かれたものです。

契約の前に隅々まで目を通すことはもちろんですが、可能なら弁護士などの専門家に読んでもらったり契約の場に同席してもらうのが良いでしょう。

悪質なチェーン本部になると、お互いに利益を上げるのではなくフランチャイズ店舗から収益を上げることをメインにしている場合もあります。

あまりにも理不尽な仕入れ値や店舗運営のレギュレーション、それに罰則などがある場合はやはり契約書をしっかりと確認し、専門家に入ってもらってトラブルを解決しましょう。

とはいえ雇用関係ではなく委託関係ですから、契約してしまった条項については簡単に覆せません。

経営者として契約段階からしっかりと内容を確認し、信頼に足るフランチャイズかどうか見極めてから加盟しましょう。

コンビニはその形態からとても扱う業務量が多いお店です。

小売りとしての機能はもちろんですが、宅配便も受け付けていますし公共料金やインターネット経由の支払いも受けています。

何種類もの電子マネーも扱いますし、お酒やたばこ、医薬品もおいてあるお店も多いでしょう。

おでんやスナックも作らねばならず、お客さんの支払いも現金・カード・各種電子マネー・クオカードや商品券などさまざまです。

こうした多岐にわたる業務をこなせるアルバイトは意外に貴重であり、育成に時間もかかるため人手不足に悩むコンビニが多数あります。

この点も頭に入れておきましょう。

POINT

✔フランチャイズ契約にはメリット・デメリット両面の性質を持つ

✔契約を結ぶ業者に注意することが重要(理想は本部とのWINWINな関係)

コンビニ経営以外の土地活用法

24時間の人手確保は大変コンビニ経営を考える場合のデメリットの1つが24時間営業だという点です。

実際に営業を始めたとしても、24時間の人手確保ができずオーナー自ら店舗で働く時間が増えるというケースも多く見られます。

店舗で働く時間が増えるだけではなく、無理をしたことで体を壊してしまうという失敗例もあるので注意が必要です。

そのためコンビニ経営を考えるのであれば、人手をどのように確保するのかというのが重要な課題です。

ですが土地活用方法の中には、人手の確保が重要ではないケースも多く見られます。

土地活用法で事業などを行うのであれば、従業員を雇うのは当たり前だと思っていませんか?ですが実際の土地活用法の中には、無人で管理が可能なケースも多く見られます。

コンビニ経営の特別なこだわりがなければ、そのほかの選択肢も把握したうえで土地活用を検討していくことも大切です。

選択肢を把握したうえで、それぞれの状況に合った形で土地を有効活用できるようにしましょう。

土地の立地などの条件に応じて、どのような選択肢が適しているのかという点には違いが見られます。

無人でも可能な土地活用の1つに駐車場経営があげられます。

駐車場経営のシステムを作ってしまえば、店舗に常に立つなどの必要がないため管理の負担が少ないというのがメリットの1つです。

また駐車場経営といっても、コインパーキングのようなスタイルもあれば、月極で契約者を募集するなどの形も選択できます。

例えば駅の近くにあるような場所であれば、コインパーキングの需要も高くなります。

一方で住宅街の場合だと、コインパーキングよりは月極駐車場のほうが経営しやすい可能性が高くなります。

好みだけで決めるのではなく、周辺環境を考慮したうえで駐車場経営について考えていくことが大切です。

またトランクルームを経営するのも選択肢の1つです。

トランクルームは利用者が自分で荷物を出し入れできるようにすることで、人手を使わずに管理することが可能です。

ただしトランクルームの規模を大きくしたい場合には、警備員を雇う必要が出てくるかもしれません。

無人で管理をしたいのであれば、どのくらいの規模が適してるのか考えることも必要です。

コンビニ経営のように24時間営業にしても、従業員を雇う負担を考える必要がないのがコインランドリーという存在です。

コインランドリーの場合には、利用者が自ら機械にお金を入れて操作をします。

そのため常に従業員を配置しておく必要がないため、管理の負担を最小限に抑えられます。

コンビニ経営を検討している方の多くは、フランチャイズの契約を視野に入れています。

フランチャイズに加盟して運営を行うことによって、開業のためのノウハウを教えてもらうことが可能です。

またフランチャイズ元の看板を使うことができるので、宣伝費を抑えられるのもメリットの1つです。

さらにフランチャイズのほうが失敗のリスクが下げられるという特徴も見られます。

加入を検討する場合、コンビニ経営以外の選択肢もあるのでどのような形で開業できるのか幅広く情報を集めましょう。

フランチャイズにおける選択肢の1つとして、カフェなどの飲食店経営があげられます。

お店を経営する場合だと、従業員の確保が大変だというイメージを持つ方もいるかもしれません。

ですがコンビニとは異なり24時間営業にしなければ、従業員を確保する負担は減らせます。

営業時間が限られることで、常に店舗で働いていても体への負担を少なくできるのもポイントの1つです。

さらにフランチャイズであれば、メニュー開発を自分で行う必要がないので開業への負担も少なくなります。

ほかにも人気のフランチャイズの選択肢といて、介護やハウスクリーニングがあげられます。

これらの選択肢は、少ない土地でも始めやすいという特徴が存在しています。

訪問介護などの選択肢を選ぶことで、利用者の自宅に直接伺ってサービスを提供することになります。

事務所は必要な道具をそろえるスペースがあればいいので、狭い土地でも有効に活用できるのがポイントの1つです。

ハウスクリーニングだと掃除が苦手な人には負担が大きいと考える方もいるでしょう。

ですが本部からノウハウや機材を提供してもらうことで、掃除が苦手な方でも始めやすい事業になっています。

コンビニ経営のように24時間営業ではなく、オーナー側の負担が少なくなる選択肢の1つには塾経営も存在しています。

塾の場合には、講師やアルバイトの学生を雇って事業を行うことになります。

自分は運営に集中して教えるのは従業員にすべて任せることも可能です。

また塾のポイントの1つが、顧客が離れにくいという点です。

1度契約をした生徒は数年間利用してくれることが多いので、フランチャイズであれば安定した経営がしやすくなります。

実際にフランチャイズなどの土地活用を考える際に忘れてはいけないのが、リスクを検討するという点です。

例えばコンビニ経営の24時間営業というリスクを無視すると、思うように従業員が集まらずに無理をして過労で倒れるなどの可能性もあります。

そのようなリスクを避けるためにも、どのような選択肢があっているのか考えていくようにしましょう。

例えばリスクを考えるうえでのポイントの1つに、休みの問題があげられます。

コンビニの場合には、24時間営業というだけではなく年中無休です。

年中無休のため人によっては休みなく働くことになるかもしれません。

無理なく働けるようにするためには、休みを適切な形で確保できるかというのもポイントの1つです。

実際に土地活用法について考えてみると、コンビニ経営以外にもさまざまな選択肢があることがわかります。

適した選択肢がどのようなものなのかという点は、それぞれの方の状況によって異なります。

例えば店舗に立つのが好きな方は、フランチャイズでお店の経営を選択するのも1つの手です。

一方で人前に立つのが苦手な方は、駐車場経営など無人でも管理が可能な方法を選択しましょう。

選択肢は1つではないからこそ、自分の状況を総合的に考えた判断が求められます。

1人で決めるのではなく、家族や協力者に相談することも忘れてはいけません。