グローバル・リンク・マネジメントは投資マンションを販売して業績を上げている新進の上場企業です。
投資用不動産を販売している会社は多くあるものの、この会社は他社とは一線を画した多くの戦略を持っています。
ITを活用したり、物件を都心部に集中したりとその経営戦略は特徴的です。
このような独自の戦略を持つグローバル・リンク・マネジメントとはどのような会社なのでしょうか。
口コミ・評判を紹介しながらメリット・デメリットを解説します。
名称 | 株式会社グローバル・リンク・マネジメント |
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設立 | 2005年 |
社員数 | 93名 |
売上高 | 226億4,400万円(2018年12月期) |
グローバル・リンク・マネジメントは投資用の不動産販売で頭角を現した上場企業です。
売上高は2018年で約226億円。
昨今の投資ブームにも乗り、業績は拡大中です。
投資用不動産の販売だけでなく、不動産の仲介、建物管理にも力を注いでいます。
用地の仕入れ、建物の企画・開発、仲介、建物管理とワンストップで行なっているのです。
金融機関とのつながりも強く、20行近い金融機関と取引があります。
それだけこの会社が利益を生み出すと踏んでいるからでしょう。
グローバル・リンク・マネジメントはまさに成長株なのです。
グローバル・リンク・マネジメントはいくつかのブランドを展開しています。
その中の代表的ブランドはARTESSIMO(アルテシモ)です。
アルテシモとは「Art【芸術】+issimo【最上級】」という成り立ちの、現代イタリア語をもとに考えられた造語になります。
このアルテシモは投資用のワンルームマンションですが、入居率は99%以上を誇っています。
このような高い入居率は単に物件がよいだけでは達成できません。
立地条件、建物の品質、管理業務、仲介業務等がすべてうまくいって初めて可能な入居率です。
不動産業者なので不動産に強いのは当然のことですが、グローバル・リンク・マネジメントはITにも親和性があります。
例えばマンション所有者とグローバル・リンク・マネジメントをつなぐスマホのアプリを開発し、物件所有者の対応にも貢献しているのです。
また、集客用のサイトも開発し、潜在的な顧客の掘り起こしにも余念がありません。
不動産業界はIT化が遅れている業界といわれています。
そんな中、グローバル・リンク・マネジメントの取り組みは他社に先んじるものです。
投資用不動産を販売しているため、投資セミナーをほぼ毎日開催しています。
投資セミナーといえば、説明もほどほどに物件の勧誘や営業行為が始まるセミナーもあるものです。
投資のメリットばかりを説明してデメリットやリスクは説明しないセミナーも存在します。
ところがグローバル・リンク・マネジメントの投資セミナーはこうした勧誘行為がほとんどありません。
また、セミナーでは投資のリスクもきちんと説明してくれます。
このため、この会社の投資セミナーは大変な人気です。
✔︎グローバル・リンク・マネジメントは投資不動産販売で上場
✔︎自社ブランドマンションは入居率99%以上を誇る人気の物件
✔︎不動産投資セミナーもほぼ毎日開催でわかりやすさからその人気は高い
良い評判には以下のようなものがあります。
紹介中心の会社さんだけあって、無理なセールスがなく安心できました。
気をつけるべき不動産の特徴が1日でわかった。
不動産投資だけでなく、保険や株式など他の手段についても詳しく説明をしてくれた
ネガティブな評判は以下のようなものがありました。
(投資セミナーは)新築の区分マンションの良さをとてもわかりやすく説明している内容でした。
ただ、中古の区分マンションとの比較はあまりなく中古をも検討している人には少し物足りない部分もありました。
グローバル・リンク・マネジメントから勧誘の電話がありました。
なんで私の番号を知っているかわからないけど、迷惑でした。
投資用不動産を販売する会社にとって顧客を開拓する投資セミナーの開催は欠かせません。
グローバル・リンク・マネジメントは不動産投資セミナーに力を入れています。
セミナーはほぼ毎日開催され、会社のサイトからも簡単に申込が可能です。
このセミナー、口コミではとても評判が高くなっています。
わかりやすい、勧誘が少ないなど良い評判が数多くみられるのです。
口コミで共通しているのは、セミナー内では営業活動をほとんどしません。
セミナーでは不動産投資の魅力はもちろんですが、そのデメリットやリスクもきちんと説明されます。
不動産だけでなく、関連する損害保険、税金のことまで教えてくれるのです。
自社の物件を購入してもらうことを目指して投資セミナーを行う不動産業者は多くいます。
グローバル・リンク・マネジメントではそうした営業は行わないのです。
セミナーはあくまで投資家を開拓することにとどめています。
しつこい勧誘の電話があった、という書き込みもありました。
このほかにも勧誘、テレアポ等で迷惑をした、というネガティブなものもあります。
ただしこれらの書き込みの多くは2013年から2014年までの口コミです。
それ以降はこうしたネガティブな口コミはほとんど見られません。
グローバル・リンク・マネジメントもかつては電話での営業活動をしていました。
ここ5年あまりは営業方針を変更して電話での営業活動を取りやめているのです。
現在では電話での営業活動は行っていません。
そもそも電話での営業活動は成約率の低いものです。
会社のイメージも悪くなる恐れがあります。
上場を視野に入れたころからイメージ戦略も変えたことが考えられます。
✔︎投資セミナーはほぼ毎日開催しており新規顧客の開拓に余念がない
✔︎投資セミナーでは自社物件を売りつけず無理な勧誘もしない
✔︎過去には電話勧誘も行なっていたものの現在はほとんど行なっていない
グローバル・リンク・マネジメントの物件は東京でも駅に近いエリア、資産価格の高いエリアに集中しています。
会社によっては田畑の広がる郊外に賃貸アパートを建てる場合もあるところ、用地の価格が高くて物件も出にくいエリアを選んでいるわけです。
東京は意外と狭いエリアに人気が集中している場所。
効率的に営業活動をするには全国展開するよりも地価の高いエリアを徹底的に掘り下げるほうがよい場合もあります。
これはグローバル・リンク・マネジメントが都心部のマンション投資に強い証拠です。
物件が出にくい都心部でグローバル・リンク・マネジメントが賃貸マンションを作り続けられる理由のひとつが等価交換方式で用地を掘り起こしていることが挙げられます。
等価交り方です。
お金のやり取りを伴わない交換に該当するので等価であれば税金もかかりません。
地主さんの中には土地を処分してしまうことに抵抗のある人もいます。
そうした人でも等価交換であればその土地に権利が残り、不動産がかたちを変えて手元に残るので受け入れてくれる人もいるのです。
昭和から平成にかけてのバブル期には分譲マンションでよく行なわれた手法になります。
こうした手法により都心部で物件素地を手に入れているのです。
グローバル・リンク・マネジメントは実に19行もの金融機関との取引があります。
これは不動産業者の中でも多いほうです。
大手不動産業者でもここまで取引銀行は多くありません。
これはグローバル・リンク・マネジメントへの各金融機関の期待の表れといえます。
グローバル・リンク・マネジメントの物件を購入する際には、これらの銀行へ融資を申し込むことができ、有利な条件で融資を受けることも可能です。
不動産は総額が大きくなるため、ローンを組むこともあります。
これだけ金融機関とつながりが強い不動産業者であれば安心です。
グローバル・リンク・マネジメントのサイトによると物件探しには3つのチカにこだわっています。
それは駅に近(チカ)い、都心に近(チカ)い、高い地価(チカ)です。
この3つのチカにこだわるのは、ずばり資産価値が低下しないエリア、資産価値が向上するエリアを探しているからです。
おおむね駅から10分、駅から都心へ30分程度をめどにしています。
つまり、グローバル・リンク・マネジメントの物件を購入すれば、資産価値が低下しにくい、リセールバリューも高い物件が手に入るのです。
これは投資家としても大きなメリットになります。
都心部の地価は高騰を続けています。
不動産への投資ブームもあることから優良な土地はだんだん少なくなっています。
不動産業者、特にマンション開発を行なう会社はマンションを作り続けないと会社の存続に関わるのです。
等価交換制度や紹介中心のセミナーなどで今のところは順調な成長を続けているグローバル・リンク・マネジメントですが、将来までは約束されていません。
不動産業は景気の波に大きく左右される業種です。
調子がよいときはとんとん拍子で業績は拡大するものの、いったん景気が後退するとあっという間に業績は悪化します。
かつてリーマンショックの時も多くの投資物件を扱う不動産業者が破綻しました。
そうしたリスクは常にあるのです。
大手不動産業者はほとんど投資物件を扱っています。
また、小さな町の不動産業者でも投資物件に強い業者はいるものです。
程度の差や規模は異なりますが、不動産業者は投資物件とは縁の深い業種です。
グローバル・リンク・マネジメントのビジネスモデルはほぼ独自のものでオリジナルな発展をしています。
ですが、今後同じような業態の会社が出てこないとも限りません。
実際に投資物件の開発、販売をし、その物件を管理していくビジネスモデル自体は多くの会社が行っています。
現在の勢いが続く保証はないのです。
✔︎グローバル・リンク・マネジメントは都心部のマンション投資に強い
✔︎金融機関とのつながりも強く物件開発エリアも都心部に特化
✔︎他社との物件の競合や優良物件減少への対策が今後の課題
グローバル・リンク・マネジメントが展開しているアルテシモシリーズの入居率は99%以上を誇ります。
この物件を購入して運用すればほぼ満室の投資物件を手に入れることが可能です。
新築でも空室のある物件やなかなか満室にならない物件を手に入れるよりもスタートラインが大きく異なります。
不動産の投資物件は安定して運用することが肝心です。
大家業を専業でやっている人、賃貸管理を専門でやっている人ならばともかく、副業で大家業をしている人にはアルテシモシリーズは最適です。
不動産投資の初心者が空室を埋めることは至難の業です。
そもそもどうしたら借り手を見つけ方もわかりません。
空室があっても税金、維持管理費はかかってきます。
不動産投資は悠長に借り手を待っていることは難しいのです。
物件の管理や入退去の管理に自信のない人は新築の物件を買いましょう。
中古の物件に比べて借り手の出入りも少なく、修繕も少ないので管理がしやすい傾向にあります。
グローバル・リンク・マネジメントの物件は管理のしやすさでは初心者向けの物件です。
まずは一件目の物件で苦労をしたくない人にはよい選択となります。
最近では将来の不安からか、サラリーマンであっても不動産物件を購入する個人投資家、サラリーマン大家も増えています。
本業で大家業をやるわけではないので不動産に詳しくない人もいるわけです。
グローバル・リンク・マネジメントは開発、募集、建物管理と一括して行なっています。
一括して管理していれば、建物のこともよくわかります。
他の物件の情報もあるので統一的な運用も可能です。
副業の不動産投資はグローバル・リンク・マネジメントに任せれば、本業に影響のない範囲で大家業もこなせます。
グローバル・リンク・マネジメントは多くの金融機関と取引を行なっています。
最近は厳しくなってきたとはいえ、金融機関の中には不動産投資への融資に積極的なところもあるものです。
また、買主との取引のある金融機関や住宅ローンに使っている銀行も含まれている場合もあります。
これだけ多くの金融機関と付き合いがあれば、物件購入時の融資の可能性が高まるのです。
最近は難しいといわれるフルローンも物件次第では可能になります。
投資の際にローンを検討しているならばグローバル・リンク・マネジメントに相談してみましょう。
これだけの金融機関があればどこかの銀行から融資を受けられることでしょう。
✔︎都心部に位置して入居率の高い安定した物件を手に入れたい人
✔︎初心者や本業があり副業として不動産投資を考えている人
✔︎フルローンを検討しているなど金融機関の利用も考えている人
グローバル・リンク・マネジメントは東京でも人気の高いエリアに特化した投資用不動産を開発、販売している不動産業者です。
物件の立地条件、デザイン性もよく、入居率も高めで推移しています。
値段については土地建物の高騰を受けてそれなりの価格になりますが、こうした物件を購入できれば安定した不動産経営をすることが可能です。
不動産投資セミナーも顧客目線に立った内容で好評を博しています。
口コミ・評判でも悪い書き込みはほとんどありませんでした。
物件を売りつけようとする不動産業者が多い中、そうした営業行為が少ないのも評価の一つです。
一方で限られた東京のエリアを営業エリアとしているので物件の減少、他社との競合も今後は厳しくなってくることが予想されます。
こうしたメリット・デメリットを抱えながらもグローバル・リンク・マネジメントは好業績を維持しています。
今後も成長が期待できる会社です。
✔︎入居率は業界トップクラスの99.53%
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