マイホームの頭金って何か?頭金の内容について詳しくご紹介!

「マイホームを作りたい」と思っている方もおられるはずです。
マイホームを建てるには、お金が必要になるので、しっかりとマイホームのための資金を準備することが大事です。
また、マイホームを建てるときに頭金を準備する必要があるので、その分のお金を先に考える必要があります。
しかし、その点に関して「頭金ってどのくらい必要なの?」と疑問に思う人もおられるはずです。
頭金の相場などに関して紹介していきます。
■まとめ
「マイホームの頭金はどれくらいが相場なの?」と思うかもしれません。
頭金は家を購入する際に支払うお金になりますが、この金額は家の値段や自分の年収によって出す金額が変わってくるので、相場も変わってきます。
ただ、大体頭金を払う金額はマイホームを購入した価格の1割〜2割程度となっています。
2017年の調査では、住宅の種別に頭金の平均額を算出しています。
注文住宅であれば650万円ほどを頭金に出しており、土地付き注文住宅であれば450万円ほどになっています。
建売住宅なら300万円ほどであり、マンションは705万円ほどになっています。
中古戸建は208万円ほど、中古マンションは318万円ほどになります。
住宅別により金額に開きがあるので、頭金の金額は変わっています。
仮に2000万円の家を購入しようと思えば、頭金は1〜2割程度になるので、200万円〜400万円ほどの資金を用意しておけば大丈夫です。
頭金を準備するのも大事ですが、手元に金額を残しておきたい人もいるはずなので、その場合は自分の資産を計算して、頭金を0円として購入するのも1つの方法です。
頭金は必ず支払うものではないので、購入前の計算が大事になります。
「マイホームの頭金を支払いたいけど、どうやって貯めればいいの?」と悩む人もおられるはずです。
マイホームの頭金を貯めるには、いろいろな方法がありますが、その方法について紹介していきます。
財形貯蓄という方法で頭金を貯めておくことができます。
財形貯蓄とは会社でもらう給料を好きな額だけ貯蓄に回しておくことができるシステムです。
給料から天引きされて毎月決まった金額を貯蓄していくことができるので、お金を浪費せずに貯めていくことが可能です。
また、財形貯蓄であれば元利合計550万円まで利子非課税となっているので、1年以上積み立てて50万円以上ある場合は財形住宅融資を受けることもできます。
頭金に使用するための口座を分けておくことできます。
通常の預金口座と住宅の頭金のための2つの口座に分けておくことで、計画的に貯金をしていくことができます。
例えば、何か本業以外に副業をしているのであれば、副業で得たお金は頭金のための口座に回しておくことができます。
また、会社で得たボーナスも頭金として口座に取り分けることができます。
口座を分けておくことで頭金をしっかり貯めていくことができます。
マイホームを購入するときに、ほとんどの人はローンを組んで購入するはずです。
ローンを組んで購入する際に大事になるのは、ローンの目安です。
ローンを組むときは自分の年収に合わせてローンを組まなければ返済をするときが大変になります。
返済比率を20%にした35年の返済期間で返せる金額でローンの目安を紹介していきます。
年収300万円であれば、借入可能額は2571万円相当が妥当になります。
月返済が7万5000円ほどであれば大体30年ほどで返済できる計算になります。
ただ、無理なく返済していきたいなら、借入額は1500万円〜1800万円の物件がいいです。
借入可能額は4000万円〜5000万円までとなるので、物件を購入する幅も広く感じるかもしれませんが、実際に返せる額は2200万円ほどになるので、借入できるからと言って大きな物件を購入すると返済が大変になります。
借入可能額は6000万円〜7000万円になります。
返すことのできる金額は月額返済11万円ほどで4000万円ほどになります。
月額返済を20万円にすれば7000万円を返済することができるので、9万円の差をどうするかが鍵になります。
「マイホームの頭金を用意する必要はあるの?」と思われるかもしれません。
頭を用意するのにはメリットもあります。
頭金を用意しておけば、その分の借入金額は少なくて済みます。
借入金額が少ないほど支払う利息の金額が少なくなり、総額も少なくなって費用の負担が少し減ります。
頭金が多いほど総額は少なくなっていきます。
頭金が1割以上の場合には、金利を低くして借入れをすることができます。
民間の金融機関でも頭金が2割以上ある場合は、より多くの金利を引き下げてくれるところもあります。
頭金を支払った方が金利を下げてくれる率が高くなり、頭金なしの場合よりも返済額の点で大きな差が出てきます。
物件価額よりも住宅ローンの残高が多く残っていると売却する場合は自分の預貯金で補充しなくてはなりません。
住宅ローンの借換えをしたくても金融機関に断られてしまうこともあります。
頭金を最初に支払って借入額を少なくしておけば、残高の減りも早くて住宅ローンが残るリスクが少なくなります。
住宅ローンの頭金と自己資金についても注意をしておくことが大事になります。
どのように注意することができるのかいくつかポイントを押さえておきます。
頭金を0でも住宅ローンを組むことができますが、頭金0であればリスクは大きくなります。
例えば、将来何かの事情でマイホームを売却することになったときに、頭金が0であれば売却金額よりもローンの残高が大きくなって借金が残る可能性もあります。
ただ、頭金を多く用意して自己資金が減ってしまっても良くないので、少なくとも頭金を1割ほど入れておくようにするのが良いです。
可能であれば自己資金も確保して、2割ほどの頭金を用意できるようにしておくことで、ローンの返済の負担を軽くできます。
頭金を入れると返済の際のメリットが大きいので、「たくさん頭金を支払おう」と思うかもしれませんが、貯めてきたお金を全て頭金にしてしまうと自己資金が減ってしまい、返済のお金が無くなってしまうこともあります。
ある程度の資産を残しておくためにも収入の6ヶ月分ほどは残しておくのが良いです。
ただ、これも目安なので、心配であれば自分の資産を多く残して気持ちにゆとりが持てるようにしておく必要があります。
マイホームを購入する際に「どこでマイホームを購入するのがいいのか?」と悩んでしまう人もおられるはずです。
マイホームの購入は大きな買い物になるので、慎重になるはずです。
マイホーム購入に当たっておすすめの業者を紹介していきます。
マイホーム購入の際の良い選択に繋がるはずです。
まずはアイダ設計です。
どのような内容となっているのか順番に紹介していきます。
アイダ設計の基本情報は以下の通りになっています。
社名 | 株式会社アイダ設計 |
---|---|
本社所在地 | 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目286番地 |
創立 | 1981年1月6日 |
資本金 | 2億1632万円 |
従業員数 | 1032人 |
売上高 | 519億円 |
アイダ設計の特徴は、正直価格で家づくりの価格を設定してくれるところです。
メーカーによっては金額が不透明なところもありますが、アイダ設計は見積りをしっかり出して価格を正確に知らせてくれます。
また、良い家を作るためのコストダウンのノウハウも蓄積しているので、顧客の資産の希望も叶えるように努力してくれます。
ゆとりのある資金計画をしてマイホームの購入をすることができます。
続いては積水ハウスです。
積水ハウスの内容について紹介していきます。
積水ハウスの基本情報は以下の通りになります。
社名 | 積水ハウス株式会社 |
---|---|
本社の所在地 | 東京都渋谷区代々木2丁目1番1号(新宿マインズタワー) |
設立年月日 | 昭和51年3月1日 |
資本金 | 17億5896万円 |
従業員数 | 707名 |
決算期 | 1月(年1かい) |
積水ハウスの特徴は住宅着工戸数が業界No1であることです。
多くの顧客の方に選ばれており、実績と業績という点で安心感をアピールしています。
累計200万棟以上となっており、他を圧倒する数となっています。
建築数が多いだけでなく、最高級外壁である「ダインコンクリート」を使用して家の強度を高めてもいます。
外壁の強度を高めたい人におすすめです。
住友林業もマイホームの際に利用できる業者です。
どのような点がおすすめなのか紹介していきます。
住友林業の基本情報は以下の通りです。
商号 | 住友林業株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 〒100-8270 東京都千代田区大手町1丁目3番2号(経団連会館) |
資本金 | 3275200万円 |
設立 | 1948年2月20日 |
従業員数 | 19159人 |
売上高 | 13089億円 |
住友林業の特徴は、木造最大手であることです。
住宅は木を使用した和風外観が多くなっており、室内は無垢フローリングになって天井や壁にも木を使用しています。
木を使用したデザインも優れているので、木の家が好きな人であれば住友林業でマイホームを購入するのがおすすめです。
マイホームを購入するときには、頭金を用意しておくのが良いです。
頭金は自分の収入や資産との兼ね合いになりますが、頭金を最初に支払っておくことで、金利を下げてもらうことや返済額が少し少なくなるなどのメリットがあるので、頭金を支払っておいて損はありません。
マイホームを購入するならアイダ設計や積水ハウス、住友林業がそれぞれ特徴を持っているので利用してみることができます。
ぜひ、検討してみてください。
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